猫の日本入国

さて，日本に到着．
人間の入国審査をしてトランクを受け取り，次は猫．猫は入国審査後の動物検疫カウンターにいるはずである．長時間の移動で体調を崩していなければいいが．

検疫カウンターでは，猫と係官の方々が我々を待っていた．到着から我々が受け取りに現れるまで，猫の様子に問題は無いかチェックしているらしい．これが1ー2時間程度の検疫ってやつか．
夫が事前にメールで入国予定便等を連絡し，提出書類の一部はwebで送ってある．書類の不備や体調に問題が無ければ，このまま猫を引き取れる算段である．ていうか，その積もり．でもちょっとドキドキ．
係官の方は愛想の言い方で，終始リラックスムードで行われた．が，さすが，書類はちゃんとチェック．夫が奔走し，書類集めに苦労した甲斐あって，無事猫を受け取る事が出来た．ホッ．
猫は長旅の疲れでぐったりの様子だが，検疫はパス．Phew! そりゃ人間でも疲れるんだから．
最後に，「狂犬病予防法に基づく動物の輸入検疫証明書」と提出書類の一部を返却してもらって終了．どれかの書類は2年有効で，次に渡航する際にもその間ならまた使えると言ってたな．

ところで，心配なのは移動中の猫のトイレ．
これが幸か不幸か，ウチの猫は移動中はしない．我慢しているらしい．知らないところでは隙を見せられないということか．
ケージに入れるときは，一応念のため下にペットシーツをひいておくが，飛行機で移動中に漏らしたことはなかった．それどころか，渡米の際には到着後数日経ってもトイレに行かず，当時預けていたお隣さんや我々を心配させたのだった．だが数日後，さすがに我慢できずにお隣さん宅のbathroomの猫トイレでテネシー初トイレ．バツが悪そうにしていたそうな．

出発12時間前には水分やエサを控えよ，と書かれている航空会社サイトもある．ウチも結果的に控えめ．様子が何時もと違う事を察している猫，ケージに水やエサを入れても，食べないのである．チェックインの際にはケージにエサや水を入れてダメ，ということで，なんもなし．渡米時はエサは入れておけたが，食べなかったな．
獣医に睡眠薬を処方してもらって飲ませておく，という人もいるそうな．それは良いアイデア．

さあ，家族みんな無事に帰国．
嬉しくないなあ．

関連エントリ：
猫編（Blogwavestudio version）
猫編（iBlog version）
飛行機の人間チケットと猫チケット手配
夫，猫の検疫の準備
Microchip reader
猫の検疫書類のEndorsement
猫のhealth check
PET ALLOWED HOTEL
猫の日本入国

-----
Why I live in Tennessee:
85. Home of three U.S. presidents.
- Ellen Patrick, Why I live in Tennessee - 101 Dang good reasonsより