きっちり乗り遅れ・Nashville Int'l airport とDallas Fort Worth airport

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出張でVancouverに行ってきた．今回は家族も一緒．ネコは留守番．
今回飛行機代節約のため，KnoxvilleからではなくNashvilleから出発．

夫と子供の飛行機はAA.comで取ったのだが（時期によってはExpediaやORBITZより安い），カード番号を入れてもステータスがなかなか"Ticketed"にならない．どうなってるのかな〜と思っていたら数週後に電話が来て「空港で払え」と言われた．で，予約状況を見たら"Ticketed"に．カードの住所と現住所が違うからかな．料金は予約時と変わるのか，と聞いたが，変わらないとの返事．結局Nashvilleで支払ったが，料金は予約時の料金と同じであった．

村からNashville空港(BNA)まで車でおよそ3時間ちょっと．
行きは大変順調であった．車の故障が心配であったが，出発前にオイル交換もして無事空港に到着．駐車場に車を預け，駐車場内シャトルバスで空港建物へ．駐車場代は一日$8．クレジットカードでもOK．

1．I-40を東へ．殆どず〜っと田園風景．居眠りが一番の敵．途中のちょっと大きい町はCookvilleとCrossvilleくらいか．

2．このCaney Fark River，途中5回横断する．川がくねくねうねっているのである．この川を越えるとNashvilleは近い．

3．道中，このような断層が所々見える．この辺りの岩場は皆こんな感じ．Nashvilleに近くなると岩がちょっと赤くなる．

4．Nashville Int'l airport．青と赤の色が目立つSouthwestの飛行機が見える．

5，Dallas FT Worth空港のモノレール．巨大空港のターミナル間はコレで移動．速い．曲がる．子供も転がる．

Dallas TXのFort Worth airportで乗り換え，Vancouverへ．ダラスまで2時間，ダラスからバンクーバーへは4時間．北に行くのに，何で南下しにゃあいかんかな〜．

行きのDallasでは，出発ゲートのカウンターでI-94を取られる所までは以前と同じだったが，そこからちゃんと"US-VISIT"自動機に行け，と言われた．3月に一時帰国した時は任意だったのだが．ダラスがそうなのか，レギュレーションがまた変わったのか．
とりあえずパスポート通して，写真と指紋を取られて，US-VISITチケットをもらう．チケットの書式が変わっていたから，レギュレーションが変わったのかも．でもやはり回収はされない．ちなみにカナダ入国はVancouver airportで．

6．娘が撮れと言うので撮ってみた．雲ってホントに浮いてるんだよなあ．子供の頃，初めて飛行機に乗った時，雲の上に神様と雷様を探したものである．

で，帰り．朝7時の飛行機と言うことで空港に1時間半前に着いた．ここで問題発生．いやちょっとだけ自分の所為でもあるんだけど．
チェックインカウンターは既に列が出来ていて，意外に時間がかかった．カスタムの書類も書かねばならぬ．しかもカウンターでは荷物を預かってくれず，大荷物を転がしながらSecurity areaに入ると，いきなりDuty freeのトラップ．というか，DFSを抜けていかねばならぬ仕組みなのである．しかもその先はいきなりUS immigrationで，既に長蛇の列．いや〜確かカナダ側で米国入国審査があるような気がしたよなあ．

にも関わらず，しっかりDFSの「ここが免税品最後のチャンス！」トラップに引っかかった自分．おおそうだ，お土産買って行かなきゃ，と"Buy 3 get 1 free"のメープルリーフクッキーを手にし，レジへ．で，ここでレジのおばちゃんとちょっと長話してしまったのだった．と言っても3分も話しておらぬ．が，たまりかねた夫にせかされ，immigrationへ．
ここがむっちゃ時間がかかった．immigrationがあると言うことは，ここでI-94を書かねばならぬ．で，書いて並べば，長蛇の列の上，進行が遅い．「あと30分で飛行機出るんだけど」と監視員のおっちゃんに言うも，「列に並べ」とのつれない一言．そりゃおっさん，私らが飛行機に間に合おうが間に合うまいが，アンタには関係ない事だろうよ．
で，やっと順番が来たのだが，これまたイミグレーションオフィサーの姉ちゃん，手が遅い．指紋と写真を撮られて，やっとイミグレーションを抜けた時には，出発10分だか15分前であった．

出た先にはチェックインした荷物を預ける場所があり，そこではチェックインカウンターで発見してくれたお姉ちゃんが待っていた．「もう飛行機の荷物搬入が終わっちゃったんで，タグを取り替えて次の飛行機に振り替えます」と冷静に仰る．「それって，わしら乗り遅れたって事？」と聞き返してみたが，「そう．今次の便が空いてるか見てくるから待っててね」と荷物のタグを外して去っていくお姉さん．いつものことなんだろう．フツーの事のような，冷静な対応であった．そりゃ〜荷物は預けられない，DFSトラップはある，しかもimmigrationも長蛇の列，ときちゃあねえ．

ここでいつもは寛大な夫，「んも〜，話してるから！」とちょっと怒っていたが，最近こういう事に慣れっこになったのと，お姉さんの「こんなの日常茶飯事」的な対応に，私自身はそんなに焦りを感じなかったのであった．ま，とりあえずテネシーに帰れればいいっしょ．
（追記：後で知人に聞いたところ，彼は3時間前には空港入りしたそうな．やはりそれくらい早めに入らないと飛行機に間に合わないらしい．）

むしろ気になったのはtax returnのためのハンコをもらい忘れた事である（追記：後に，これは貧乏人には不要と言うことが判明．コレについては「CANADAのGST RETURN 」を参照下さい）．が，先の冷静なお姉さんは"Don't worry"と一言．実はゲートでもtax return中間業者の窓口が店開きしていたのだった．んなもん，自分でやるわい．

結局約２時間後のフライトでバンクーバーに別れを告げ，ダラスとナッシュビルを経由して，村に無事戻ってきたのだった．いや〜疲れた．

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