素面で酒蔵巡り：George A. Dickel&Co., Tullahoma, TN

さて，目的のJackは見た．時間もあるし，近くの別の酒蔵に行くか．

と，言うわけで近くのTullahomaにあるもう一つのテネシーウイスキーの醸造所，George A. Dickel&Co. へ．George A. Dickel，日本じゃあまりメジャーじゃないのかな．私はテネシーに来るまで知らなかった．
一番安いボトルはJackの黒ラベルより安い．私はウイスキーを余り飲まないのだが，ちょっとJackより荒めの味かな．夫はGeorgeもJackも好きだそうだ．

もらったパンフレットには，ちゃんとLynchburgからの行き方も書かれている．迷わなければ20-30分．Jackの序でに行く人が多いんだろうなあ．
線路が通り店や民家の集まる町から，ちょっとわかりにくい道に入って暫く行くと森の中．「ええっ？！こんな何にもない所にホントにあるの？！迷ったんじゃないの？！」とちょっと不安になったところで，到着．木々に囲まれた山間の閑静な場所に，醸造所はあった．水が良いからここに醸造所を建てたらしい．
町の裏道から入るので，かなりわかりにくい．

１．近くの町で．貨物列車が走っている．

２．Jackと違ってこじんまりしたvisitor center. ３．　中もとってもカントリー．

喧噪のJack Daniel's Distallyとは打って変わって，閑静でこじんまりとしたビジターセンター．知名度もあるだろうけど，あっちはBBQ大会だったし，行った時間も遅かったからな．
醸造所見学ツアーもあるのだが，あいにく３時半まで．我々が到着した時，丁度最後のツアーが出てしまった．醸造所へ向かう人々を見ていると，ちゃんと白衣やら帽子をかぶっていた．
仕方ないので，センター内の展示を見て，ショップ見て．建物前の広い芝生で子供を放牧．娘大喜び．

４．ショップと郵便局も併設．

この醸造所，何故かpost officeを併設．アメリカ国内で唯一，醸造所内にある郵便局だそうな．これが目玉の一つ？でもあるらしい．買ったお土産をここから送れって事かしらん？

5．ビジターセンターの対岸には，立派な醸造所．見学出来なかったのが残念．

展示には我々以外誰もいなかったのだが，ショップには一人客がいて店員のおばちゃんと会話．聞けば，我々と同じ方角から来たらしい．あの辺りは物好きが多いのか．酒好きが多いのか．ていうか，同業者みたいだったが．聞くのも野暮なので黙っていた．

ショップには酒以外にロゴを冠したグッズが置いてあったのだが，一つ一つが超高い．Jack Daniel'sを買って散財した我々，今更酒を買う余裕も無い．かといって記念に何か欲しいなあ，おばちゃんもフレンドリーだし，なんか買っとくかなあ，と物色．で，木と皮のコースターとウイスキーアロマキャンドルを購入．結構良い値段であった．

とっても静かで，秘密基地のような醸造所であった．酒も落ち着いた味になりそうだ．
醸造所見学をできなかったのが残念．

さて，村に帰るか．
牧場ばかりの帰り道をひた走る夫とお隣さん．
酒を飲めるモノとばかり張り切っていた彼らだが，結局飲めず．でもBBQ食ったし，限定ボトルJack買ったし，いいじゃん．
お陰でこちらは行きも帰りも後部座席でのんびり．

多分，これが我々のテネシー生活中にお隣さんと行く最後の旅になるだろう．

6．何かの畑？収穫済み．

7.紅葉が綺麗．

８．途中で立ち寄ったガソリン・スタンドの隣に牧場．覗いていたら，牛に逃げられた．

9.　とにかく，Highway沿いは牛・牛・牛．その先には山．ひたすら平地で唐土畑の多いケンタッキーとは微妙に違うのだった（「激走！500MILES日帰りケンタッキーB級観光地巡りの旅・2 」参照）．

関連エントリ：
素面で酒蔵巡り：BBQ CHAMPIONSHIP INVITATIONAL BBQ, LYNCHBURG, TN
素面で酒蔵巡り：JACK DANIELSの村 LYNCHBURG, TN

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Why I live in Tennessee:
57. A missing tooth can be a fashion statement.
- Ellen Patrick, Why I live in Tennessee - 101 Dang good reasonsより

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Posted: Sun - October 29, 2006 at 12:55 PM |

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