プールで考えた.


連休に行った公営プールの持ち込み禁止品の厳しさにびっくり.飲食駄目とか大きな浮き輪駄目とかはまあいいとして,水着着用以外駄目,タオル駄目,財布駄目,時計駄目,樹脂製の肩こりネックレスすら駄目.な〜んでこんなに厳しいかな〜,と,中に入ってみると,プールは芋洗いというか,人間鍋状態であった.休憩スペースも少なくて,プールサイドも人であふれている.

少し納得.確かに,色々持ち込まれてトラブルになっても困る気持ちも分からんでもない.時計やアクセサリーに引っかかってけがすることはありそうだ.プラスチックのネックレス禁止はちとやり過ぎな気もするが,落としたら踏んで転ぶ人もいるだろうな.
運営側にしてみれば,何でも禁止にしておけばトラブルも減る.例え自己責任と言ってみても,言われたら対処せにゃならんし.
公営だけあってお役所的な気がするが,安全快適な施設運営のためには仕方ないのかな.



IMG_2584


一方で,連休中に行ったアウトレットでは,フードコートが大混雑.注文の前に関取合戦が熾烈.以前テレビで見たが,どこぞかのモールで,店側がフードコートの席取りのルールを決めたが,結局客から不評でやめたと言っていた.ハラを減らしながら広いフードコートをうろうろ彷徨う方が,並んで待てば確実に席を確保できるけれども,席が空くまで延々待たされるよりもマシ,と多くの客は思っていると言うことらしい.



で,職場の共通装置の管理人をしているのだが,そのルール作りでこの二つの話と共通するところがある.
皆で使う装置である以上,ある程度のルールは必要だ.ルールに関しては皆さんの「良識」を信じて最低限にしたつもりだったのだが,そのルールさえまともに守らない人もいれば,ルールを守ったとしても,「良識の範囲」が人によって大きく違う.こっちも暇じゃないので,トラブルが起こって引っ張り出される度,どんどんルールを厳しくしたくなる.トラブルを起こしそうな事は皆禁止にしてしまえば楽だからだ.で,禁を破れば使用禁止にすればいい.
トラブルなく使う人だけで使えば,管理人も楽.装置も人災で止まらず,利用者も快適.装置のスペックはフルに使えなくても,使う機能を最低限にしてしまえばトラブルは減る.
つまり,性善説をやめて,性悪説に則ってルールを決めてしまうのだ.

でも,余り厳しくすると,利用者としては使いにくいんだよね.
こっちとしても,やいのやいの言いたくないので,性善説でお願いしたいところ.

ユーザーが快適に使えて,装置もヒューマンエラーで止まることなく,管理人も楽なルール作り,厳しさと自由度のバランスのさじ加減をどう取るべきか悩む,今日この頃.

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