Preschool checkup

先日ぶっ倒れてびっくりだった娘，3歳になったことだし，三歳児検診を受けさせるか．という事で再びAnderson county health department へ．

と，言うのも，小児科の先生に勧められたのだった．その時，A型肝炎(hepatitis A)の予防接種も勧められた．コレは強制接種では無いのだが，outbreakした付近の住民には推奨されている．村では発症者は報告されていないが，最近隣町のKnoxvilleやClintonで報告があるとのこと．レストランなどでウイルスが検出されたんだかなんだか，らしい．このA肝，体液や食べ物から移る．

昨年は予防接種も要予約であった（「郡のHealth departmentにて，最後？の予防接種」参照）．が，現在，健康診断以外は予約が不要になったそうである．
という事で電話で予約したのだが，これまたあちこち行ったり来たりのたらい回しでえらい時間がかかった．こっちも仕組みが分かっていないと言うこともあるのだが・・・．
3歳児のwell check-ups (健康診断)をやってないか，と聞いたところ，無保険の場合は出来ないとか出来るとか，たらい回される度に話が変わる．が，結局「3歳児か，Preschool行ってるの？じゃあそれは"Preschool physicals"だわ，それなら出来るわよ」の一言で決着．何でもええからやって．
要はプレスクールへ行くための健康診断って事らしい．
ホントは熱が下がって1-2週間してから行け，言われていたのだが，思いがけず予約が早く取れてしまった．まあ元気そうだし．

で，予約当日，娘を連れて行った．親のincomeで料金が決まるので，給料明細を持ってこいと言われていたのだが，今回も自己申告でOK．予防接種記録は持っているか，と言われたが，昨年予防接種を受けたよ，と言うとちゃんとカルテが出てきた．子供がSSNを持っている場合，SSNも必要．

チェック項目を次に記載：
・問診（目，耳，言葉やメンタル面の成長具合，生活環境，アレルギー，鉛(lead)暴露歴，結核(tuberculosis)について，心臓病などの家族歴．等々），
・診察（目，耳，歯，鼻，心音，血圧，呼吸音やらお腹の音やら色々）
・身長・体重
・尿検査
・血液検査（鉛リスク・これは1950年前に立てられた家に住んでいる人のオプション）
・血液検査（たぶんヘモグロビン）
・ツベルクリン反応 (TB)（コレは日程の関係で出来なかった・オプション）
・更に，子供の様子から心身の発達具合も観察していたらしい．
大体TennCare（州の低所得者対象の医療保険）加入者の受けるEPSDT Screenings と内容は同じと見た．

担当の看護婦さんは優しい人で，色々丁寧に聞いてくれた．
質問事項が面白い．生活歴の質問にホームレスだったことはありますか，なんてのもあった．こういう質問，心の準備が無いもんだから，聞かれると一瞬「え？！」とびっくりする．昨年の健康診断で，初めて鉛中毒関係の質問をされた時も，説明を受けるまで"What are you talking about?"状態であった．

ウチの場合，リノベーションはしているだろうものの，1950年代前後に立てられたと推察される古いアパートに住んでいるため，鉛濃度の測定もしてもらった．この結果は1-2週間かかるそうで，もし異常があれば電話で連絡が行くとのこと．
ツベルクリン反応に関しては，既にBCGを日本でやっているので不要なのだが，いずれにしても今回日が悪くて出来なかった（中2日置くため，4日目が休診の日曜になる木曜日だけは出来ない），が，アメリカの場合BCGをしないので，ツ反で陰性だったからと言って何かするわけでは無いらしい．逆に陽性だったら病院送りか．
健康診断の結果は，お陰様で異常なし，年相応の成長，大変お利口さん，であった．
じゃあ，と序でにA型肝炎の予防接種もしてもらった．これは半年あけて2回目を接種する．

健康診断の間中，今イチ看護婦さんにシャイだった娘，シールと歯ブラシもらった途端に愛想が良くなった．ホント現金なヤツだな！

最後にお会計．トータルで$50弱．つくづく安い！（ていうか，給料も安い！トホホ）．Full chargeでも$80程度．小児科で$200払ってもこんなにてんこ盛りではやってくれなかったぞ．
支払いは現金かチェック．最後にPreschoolの予防接種記録表をもらって，終了．

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Posted: Fri - June 23, 2006 at 12:06 PM |

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