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娘の手術


娘,日本帰ったらいきなり手術で入院.
まあ大変ですわ.本人も大変だったろうが,周りが.

まあ大したことは無い手術なのだが,でも約一週間の入院.
マイナーな手術とはいえ,全身麻酔だから入院が長いのである.アメリカだったら一日で追い出されそうだが.

とにかく,何が大変かと言えば,「退屈」なのである.
病院のベッドに載った途端,「保育園行く」とのたまう娘.夜になれば「おうち帰る〜」と泣きわめく.

そりゃ〜退屈だろう.ベッドで暴れ,降りては暴れ.同室の2才の女の子と仲良くなり,二人ではしゃぎまくり.しかも元々夜更かしの娘,夜九時なんぞという消灯時間に,大人しくベッドで寝るはずもない.
あまりのうるささに,初日の夜は空き部屋で眠くなるまで親子で隔離であった.こっちが眠くなるわい.
翌日以降,無理矢理寝かしつけても,独り言を言ったり,歌を歌ったり.大部屋なので良い迷惑である.いやはや,同室の方には申し訳ない.

そして,親も辛い.何しろ,親も一緒に「入院」である.さすがに3歳児は一人に出来ぬわいな.
実家の母が応援に来てくれたお陰で大分助かったが,昼間は夫と母の大人二人でももてあましたらしい.女性部屋と言うことで,夜は母と私が交代で子供と添い寝.寝相の悪い娘にパンチやキックを食らい,とても熟睡出来たモノではない.
いやはや,子供の入院は大変である.

手術当日,何も判っていない娘,手術室に運ばれるまでは看護師に笑いかけるなど,余裕綽々.おまえ,これから何が起こるか,母ちゃんが言っていたことを理解しとるのか?!
看護婦さんの配慮で,アメリカの保育園の保母さんからもらったteddy bearを手術室まで持って行った娘,最後まで終始ご機嫌であった.

が・・・.
手術終了の知らせを受け,迎えに行けば廊下まで響く大音響の泣き声.誰かと思えば,やっぱり,娘であった.
手術は成功,経過は順調.だが,麻酔が覚めて気分が悪いのか,怖かったのか,いつまで経っても泣きやまない娘.次に待つは同室の患者さん.不安になったんじゃ無いだろうか.
まあしかし,よく頑張った.teddy bearとパパにだっこされ,娘は病室に戻ったのであった.

その日は麻酔の影響で発熱し,一日寝ていたので大人しかったが,翌日から元気全開.
勘弁してくれ.だが,無事済んで良かったよ.

そんなこんなで,「もう帰って良い?」と訴え,週末に無事退院,この病棟の日本らしい風習,同室の人達にちょっとした退院祝いを配って,仲良くなったお友達にバイバイした娘であった.

翌週から娘は保育園に復帰.
親に残された請求書.以前は色々補助が使えて,医療費も安く付いたが,今回はど〜んと5桁の大台近くまでいった.
ああ,日本も医療費高いなあ.アメリカだったらもう一桁高そうだが.

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Posted: Mon - January 15, 2007 at 11:29 PM           |



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Published On: May 05, 2010 02:47 AM
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