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フツーの一日


今日は9/11.WTCへの飛行機テロから5年目である.
去年の9/11もフツーに過ごした気がする.研究所で黙祷するとか,なんか無いの?と聞いたら「無い」との返事.半旗ぐらい掲げてたかも知れないが.
研究所はフツーの一日.が,お昼のお題の一つにはなった.

前日のテレビでも終戦記念日よろしく9/11テロの番組があちこちで流れていた.ブッシュ大統領夫妻が前日にグラウンド・ゼロで献花したというのは何処のニュースでも流れていた.今夜演説があった筈.

日本でテロのニュースの生中継を見たが,信じられなかった.今見てもあんな映画みたいな事件が起こったとは信じられぬ.だが事実.
犠牲者の方に黙祷.

追記:
映画"United 93 "を観た.この映画の公開の一足先にテレビ映画として放送された"Flight 93"も観た(アメリカではDVD でも出ている).
ネタバレだが・・・.

United 93はドキュメンタリーっぽく作ってあり,Flight 93に比べると淡々とストーリーが進行する.地上の管制の混乱ぶりの描写が多く,United 93がハイジャックされる迄の話が長く,乗客やクルーの抵抗は後半しか出てこない.テロリストの方がむしろちょっとつっこんで描いている様な感もあるが,全体的に客観的.ラストはテロリストへの抵抗の結果墜落したと思わせるラストになっており,またラストのテロップでもF16による「撃墜」では無いことを示唆するテロップが流れる.

一方,Flight 93はキャビン内の出来事や会話をフライトレコーダーや,クルー・乗客が同僚・家族に掛けてきた電話を元に再現した,と言うことになっており,むしろ客室内での乗客・クルー達の行動や家族のドラマに焦点が置かれている.また,テロリストの心理描写もこちらの方が深くつっこんでいる感があった.「テロリストも乗客も,みんな人間なんだなあ」と思わせる点ではこちら.とはいえ,全体的にはUnited 93より乗客やクルーを英雄視させたい意図が感じられる展開.だが結局撃墜されたのか墜落なのかは判らないラストになっている.

どちらの映画も,観客にテロへの恐怖を再認識させ,乗客やクルー達の勇気ある行動を英雄視させたいという意図はあるにせよ,United 93の方が客観的.が,テレビ映画のFlight 93の方がドラマとしては判りやすかった.
何にせよ,観ちゃうとそりゃーブッシュもイスラム憎しになるわなあ,とちょっと思ってしまう.どっちもどっちなんだけど.

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Posted: Tue - September 12, 2006 at 12:50 PM           |



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Published On: May 05, 2010 02:47 AM
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