熱中症で大変・・・頤和園: Summer palace, Beijing, China


いや~帰りは大変だった.

帰国の飛行機は夕方だったので,午前中に頤和園見学.北京にいっぱいある世界遺産の一つ.
ところが途中で気分が悪くなり,グループについて行くのがやっとだったのだ.
でも写真は撮るのだった.



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頤和園入り口.中国人観光客がいっぱい.外国人は少なかった.日本人の団体さんがいたな.


頤和園は西太后がかつての庭園を改装し,その後焼失下のを再び西太后が再建したそうである.
軍事予算を削ってつぎ込んだと言われる豪華な離宮.
確かに,規模は故宮よりは小さいが,まけずと劣らぬ華美な建物群.細かい所まで細工や装飾が施されている.



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赤と金に彩られた建物.どこも絢爛豪華.故宮もこんな感じの建物がびっしりだった.天井や扉,梁にも細かい細工が施され,模様が描かれている.





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フェニックスと龍.フェニックスは皇后,龍は皇帝の象徴だが,本来入口付近に位の高い皇帝の龍が居るべきで,順序が逆.また龍は権力の象徴である玉を持っておらず,西太后のが位が高く,また皇帝には権力がない事を象徴しているそうな.




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補修された建物は,色も鮮やか.金もふんだんに使われたそうな.





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頤和園の敷地の3/4は昆明湖だそうな.湖岸には今では観光客を乗せる貸しボートが並び,湖上にはたくさんのボートが浮かぶ.




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光緒帝が幽閉されたお部屋.故宮もだが,意外に一部屋は広くない.
窓際には,宝石をちりばめたヨーロッパ風の置時計なども置いてあった.





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お后の部屋.螺鈿と思われるついたては保存状態が余り良くない様子.
やはり広さは余り広くないが,両隣に小部屋があった.
夏に避暑に来ていたらしいが,この部屋で何をやってたんでしょうねえ.




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上を見ると,一つ一つ別の絵が描かれている.




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廊下沿いには2重窓が並ぶ.窓には植物の絵が描かれ,廊下を歩きながら昆明湖を眺められる.




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一番立派な部屋が西太后のお部屋.宴会なども行われたそうな.





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上に見えるアーチは,西太后が滞在中,それを示す明かりが灯されたそうである.のろしの一種ですか.
この明かりをみて家臣達が頤和園に西太后を訪れたとのこと.Summer palaceといえども,実際はかなり長期で滞在したそうな.






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湖沿いに続く,800 mの長〜い廊下.天井梁にはずーっと絵が描かれている.
Gorgeous
ですな
故宮よりは建物の数は少ないが,故宮と同じく,とにかく一つ一つの細工が細かい.





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なが〜い.




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極彩色ですな.



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派手ですなあ.




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この日は雨上がりで湿度が高め.長い廊下を歩いて皆さん休憩.



敷地の中には満漢全席を提供する高級レストランも.




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西洋風の石船.パンフレットなどでよく使われてますな.



そんなわけで・・・広い!豪華!頤和園.

ところがそれを楽しむ余裕も無く,どんどん体調は悪くなるし,だんだん気分が悪くなって水も飲めないし,も〜大変.
頭は痛いは肩は痛いは,吐きそうだは寒気はするは,そうかと思えば火照ってくるは.
症状が酷くなると異様に眠くなってきて,あくび連発.移動のバスではひたすら寝るが,症状は良くなるどころか悪化の一途.

ガイドさんの話を聞く余裕も無いのだった.とにかくついていくのがやっと.

後で考えて見たら,熱中症の熱疲労ってヤツだったらしい.
今思えば,けっこうヤバイ状態だったのでは.


どうにかツアーを終え,タクシーを拾って空港へ.ちょっと早めだったが,涼しい空港で寝る!
寝ていたのでよく覚えていないが,オリンピックパークエリアからだと高速乗って40分から一時間弱くらいだったか.料金は100元超えた.
どうにか空港迄たどり着いたモノの,今度は空港が広い!!


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北京空港出発カウンターフロア.チェックインカウンターまで休み休みたどり着き,どうにか荷物を預けると,再び休憩.



北京空港,たいそう広くて立派な空港.だが,ソフト面がイマイチ.案内が少ないのだ.affordanceがイマイチ.
箱は立派なのだが,ソフトが追いつかない感じだな.
空港は発着掲示モニターの設置数が少なく,ターミナル移動のシャトルがあったりする割に,行き先掲示も今ひとつ情報が少ない.たぶん見落としたり聞き逃したりしてると思うが,言葉が分からないだけに(日本語か英語表記の)掲示板があちこちにあると助かるよね.行き先掲示板自体が少なめ.一応あんまり余り迷わず行けたけど.

体調不良と相まって,ヒーヒー言いながら広い空港をうろうろ.
チェックインカウンターで荷物を預け,少し楽だが,吐きそうだし頭も痛いし,休み休み移動.でシャトルに乗って,出国審査場へ.
アメリカだと出国はゲートでI-94Wを剥がすだけだが,中国は出国審査がある.入国審査と同じ感じ.

出国審査の後,ゲートに行こうとしてゲート案内を探して見つけてみると,自分の乗る飛行機のゲート番号が出ていない.しかも1時間くらい出発が遅れてるし.delayの理由も書かれていない.
実は,遅れを知ったのは,出国審査を待つ行列で同便の乗客らしき人が話しているのを聞いたとき.チェックインカウンターでは何にも言ってなかったけど
(さりげなくチケットにはゲート集合時間が新たな時刻で書いてあったが,気づいたのはだいぶん後)
ゲート番号がチケットに印刷されているのでまあ困らないかも知れないけど,今回はゲートが不明だったので,掲示板が頼り.ゲートチェンジも頻繁にあるだろうに,この情報が少ないのは改善した方が良いのでは.

館内放送も少ない.この日は台風接近が南シナ海であったため東南アジアの複数遅れたのだが,出発ゲートでも「遅れた便があります」というだけで,何便が遅れたかは言ってなかったぞ.

別の東南アジア行きの便では,出発が大幅に遅れ,機内食の代わりにゲート待合で弁当を配っていた.

そんなこんなでお土産購入もそこそこに出発ゲートにたどり着いた.出発までかなり時間があったが,アジア便軒並みdelayで混み合う待合で空席をようやく見つけ,ひたすら寝たら出発前には大分体調も回復.
いや〜もう,空港に着いたときは,今日は帰れないかと思ったが,これならどうにか飛行機にも乗れそう.

これ迄行った空港のウチで一番大きく,一番案内が不親切な空港であった.




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切れてしまったが,着陸する旅客機.こっちが離陸待ちの間次々と着陸していた.結構近くで待機してるよな.



初めての中国,最終日は大変だったが,北京はエネルギッシュな大都会であった.いや〜,すごいっすね.
また,体調管理の大切さを学んだ旅だったな.






関連エントリ:
Beijing, China
故宮:Purple Forbiddin City, Beijing, China
熱中症で大変・・・頤和園: Summer palace, Beijing, China

参考サイト:
頤和園/Wikipedia
清代の離宮・頤和園/北京観光局公式サイト


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