故宮：Purple Forbiddin City, Beijing, China
21/Jun/2011 11:11 category：15.海外お出かけ編
故宮行ってきた.
北側の入り口(神武門）から入場.南の午門が天安門側.こちらはいわば裏口か．入場券(60元)やセルフガイドの貸し出し窓口は南北どちらにもある．
神武門入り口．
神武門から道路を挟んで北には景山公園．
神武門から見た景山公園の塔.
入場料を払って日本語の音声ガイド機(外国語は一台40元，中国語なら10元．なんだ，この差は)を借りようとしたところで，娘さんに声を掛けられる.
どうやら英語でガイドをしてやるから雇え，と言うことらしい.
最初は300元と言っていたが，同行者が値切って150元でガイドしてもらうことに.
4人いたので音声ガイド4台借りるよりは安いと思い，OKしたのだが，果たしてこれって高いのか安いのか.
坤寧宮
婚礼後の3日間，皇帝と皇后はここで過ごすそうな.
玉座の左右には玉璽が入っていたそうです.玉璽は25個もあったそうな．
清王朝は満州族の王朝だったそうで，右の文字は満州文字．へ〜．漢民族の王朝だと思ってた.
乾清宮内のラストエンペラーに出て来る宝座．以前は寝宮で，後に謁見や執務室として使われた．他にもあちこち玉座のある建物が．
乾清宮．
宮殿に登る真ん中の階段は皇帝専用だそうである．橋の階段になるほど身分が低いものが使うものになるそうだ．現在でも，彫刻がある真ん中の階段は通行禁止になっている．
映画「ラストエンペラー」では，ここで皇帝がテニスをするシーンがあった．
皇帝が謁見の際，待機した建物．手前が清のもの，後ろが明時代のものだそうだ．
でかい鉢だと思ったら，防火用の貯水槽だそうである．火事で建物が焼失したことがあったそうな．表面の金メッキがはげているのは，義和団事件の際，連合軍が全部金製と思って削った跡だそうである．
皇帝の宝物類のかなりは先の大戦の際に台湾に持って行ってしまったそうで，それが台湾にも「故宮博物院」がある理由である．
所々の建物は修復されて，鮮やかな色彩が復活している．
大和殿．皇帝の即位式などの儀式に使われた．映画ラストエンペラーの即位式のシーンが印象的．真ん中の道は皇帝しか通れなかったそうだが，今は観光客も普通に歩いている．
大和殿内の宝座．天井には玉を加えた龍が．天命を受けていない皇帝が宝座に座ると，玉が落下するという言い伝えがあるそうである．
大和門から大和殿を望む．
大和門．
午門．
いや〜，広い！
今回は時間が無く，ガイドさんの説明を聞きながら2時間ほどで外廷をまっすぐざっと見るだけであったが，皇族の居住区などのある内廷をじっくり見ようとすると半日から一日はかかる，というのもうなずける．
ガイドのお姉さんとはここでお別れ.
故宮の歴史や逸話をよくご存知で，英語も堪能なお嬢さんであった．
別れ際，お嬢さんに，学生なのか，と尋ねたら，卒業したばかりだ，と言う．
他の仕事は探さないのか，と聞いたところ，しばらくはガイドをしようと思う，とのこと．
もっと良い仕事が見付かりそうなものだが，中国の大卒就職事情はそんなに悪いのか．
午門を出て，暫く歩くと天安門．
これが有名な天安門.故宮の南側に位置する.ここは中国のお上りさんの観光スポットでもあるそうな．
確かに人でいっぱいだった．
天安門から見た天安門広場.
天安門広場のパノラマ写真.右が人民大会堂．全国人民代表大会(全人代)が開催されるところだそうな．
故宮，スケールが違うぜ．さすが中国．
で，タクシーで故宮まで来たのは良いのだが，帰りのタクシーがつかまらない．天安門広場前の通りは大通りなのだが，タクシーがなかなか捕まらないのだ．
結局通り沿いのホテルまで延々歩き，ベルボーイさんに頼んで掴まえてもらった．いや〜，ホテルのベルボーイさんは通りすがりの観光客にも親切で助かる．
今回の旅ではタクシーを多用したのだが，タクシー安い！基本3 Kmまで10元で，以降1 Kｍ毎に2元加算(「地球の歩き方」によれば，16 Km以上だと3元加算)．基本料金を超えると，サーチャージが1元．高速代は別．チップ不要．
言葉が通じないのでホテルのフロントで行き先を書いたカードをもらい，それを運転手さんに見せて交渉．外人向けホテルはそういうカードを常備している様子．
大抵の運ちゃんは近くても乗せてくれたが，他の方に聞くと乗車拒否もあったそうな．流しのタクシーに手を振っても乗車拒否(見てないだけ？）されることもしばしば．
特に，北京のタクシーは雨の日や朝晩がとっても捕まりにくい．安いせいか，出勤に使う人も多いようだ．ホテルには客待ちのタクシーは基本的になく，我々は流しのタクシーを拾うか，ホテル前に来た客を降ろすタクシーをつかまえていた．
ちなみに，北京到着初日にいきなりボッタクリタクシーに乗ってしまった．10元でいいところを40元払わされた．というわけで，近い距離なのに乗る前に値段交渉してきたら要注意．メーターが付いているので，市内から空港くらいまでの距離ならメーター料金で行く筈．
北京で良かったのは，メシが安い!！美味い！！
全聚徳ペキンダックレストラン．有名店だそうな．目の前で捌いてくれる．こんな高級店でも一人100元（1200円位）くらいが相場．
これはまた別のお店で食べたペキンダック．パリパリの皮の下にはお肉が盛られている．半身200元（2500円位）だった．半身でも他に何皿か頼めば，4人で腹一杯．
関連エントリ：
Beijing, China
故宮：Purple Forbiddin City, Beijing, China
熱中症で大変・・・頤和園: Summer palace, Beijing, China
参考サイト：
故宮博物院
明清時代の皇居・故宮/北京観光局公式サイト
紫禁城Wikipedia
故宮博物院Wikipedia
全聚徳レストラン
全聚徳レストラン日本
北側の入り口(神武門）から入場.南の午門が天安門側.こちらはいわば裏口か．入場券(60元)やセルフガイドの貸し出し窓口は南北どちらにもある．
神武門入り口．
神武門から道路を挟んで北には景山公園．
神武門から見た景山公園の塔.
入場料を払って日本語の音声ガイド機(外国語は一台40元，中国語なら10元．なんだ，この差は)を借りようとしたところで，娘さんに声を掛けられる.
どうやら英語でガイドをしてやるから雇え，と言うことらしい.
最初は300元と言っていたが，同行者が値切って150元でガイドしてもらうことに.
4人いたので音声ガイド4台借りるよりは安いと思い，OKしたのだが，果たしてこれって高いのか安いのか.
坤寧宮
婚礼後の3日間，皇帝と皇后はここで過ごすそうな.
玉座の左右には玉璽が入っていたそうです.玉璽は25個もあったそうな．
清王朝は満州族の王朝だったそうで，右の文字は満州文字．へ〜．漢民族の王朝だと思ってた.
乾清宮内のラストエンペラーに出て来る宝座．以前は寝宮で，後に謁見や執務室として使われた．他にもあちこち玉座のある建物が．
乾清宮．
宮殿に登る真ん中の階段は皇帝専用だそうである．橋の階段になるほど身分が低いものが使うものになるそうだ．現在でも，彫刻がある真ん中の階段は通行禁止になっている．
映画「ラストエンペラー」では，ここで皇帝がテニスをするシーンがあった．
皇帝が謁見の際，待機した建物．手前が清のもの，後ろが明時代のものだそうだ．
でかい鉢だと思ったら，防火用の貯水槽だそうである．火事で建物が焼失したことがあったそうな．表面の金メッキがはげているのは，義和団事件の際，連合軍が全部金製と思って削った跡だそうである．
皇帝の宝物類のかなりは先の大戦の際に台湾に持って行ってしまったそうで，それが台湾にも「故宮博物院」がある理由である．
所々の建物は修復されて，鮮やかな色彩が復活している．
大和殿．皇帝の即位式などの儀式に使われた．映画ラストエンペラーの即位式のシーンが印象的．真ん中の道は皇帝しか通れなかったそうだが，今は観光客も普通に歩いている．
大和殿内の宝座．天井には玉を加えた龍が．天命を受けていない皇帝が宝座に座ると，玉が落下するという言い伝えがあるそうである．
大和門から大和殿を望む．
大和門．
午門．
いや〜，広い！
今回は時間が無く，ガイドさんの説明を聞きながら2時間ほどで外廷をまっすぐざっと見るだけであったが，皇族の居住区などのある内廷をじっくり見ようとすると半日から一日はかかる，というのもうなずける．
ガイドのお姉さんとはここでお別れ.
故宮の歴史や逸話をよくご存知で，英語も堪能なお嬢さんであった．
別れ際，お嬢さんに，学生なのか，と尋ねたら，卒業したばかりだ，と言う．
他の仕事は探さないのか，と聞いたところ，しばらくはガイドをしようと思う，とのこと．
もっと良い仕事が見付かりそうなものだが，中国の大卒就職事情はそんなに悪いのか．
午門を出て，暫く歩くと天安門．
これが有名な天安門.故宮の南側に位置する.ここは中国のお上りさんの観光スポットでもあるそうな．
確かに人でいっぱいだった．
天安門から見た天安門広場.
天安門広場のパノラマ写真.右が人民大会堂．全国人民代表大会(全人代)が開催されるところだそうな．
故宮，スケールが違うぜ．さすが中国．
で，タクシーで故宮まで来たのは良いのだが，帰りのタクシーがつかまらない．天安門広場前の通りは大通りなのだが，タクシーがなかなか捕まらないのだ．
結局通り沿いのホテルまで延々歩き，ベルボーイさんに頼んで掴まえてもらった．いや〜，ホテルのベルボーイさんは通りすがりの観光客にも親切で助かる．
今回の旅ではタクシーを多用したのだが，タクシー安い！基本3 Kmまで10元で，以降1 Kｍ毎に2元加算(「地球の歩き方」によれば，16 Km以上だと3元加算)．基本料金を超えると，サーチャージが1元．高速代は別．チップ不要．
言葉が通じないのでホテルのフロントで行き先を書いたカードをもらい，それを運転手さんに見せて交渉．外人向けホテルはそういうカードを常備している様子．
大抵の運ちゃんは近くても乗せてくれたが，他の方に聞くと乗車拒否もあったそうな．流しのタクシーに手を振っても乗車拒否(見てないだけ？）されることもしばしば．
特に，北京のタクシーは雨の日や朝晩がとっても捕まりにくい．安いせいか，出勤に使う人も多いようだ．ホテルには客待ちのタクシーは基本的になく，我々は流しのタクシーを拾うか，ホテル前に来た客を降ろすタクシーをつかまえていた．
ちなみに，北京到着初日にいきなりボッタクリタクシーに乗ってしまった．10元でいいところを40元払わされた．というわけで，近い距離なのに乗る前に値段交渉してきたら要注意．メーターが付いているので，市内から空港くらいまでの距離ならメーター料金で行く筈．
北京で良かったのは，メシが安い!！美味い！！
全聚徳ペキンダックレストラン．有名店だそうな．目の前で捌いてくれる．こんな高級店でも一人100元（1200円位）くらいが相場．
これはまた別のお店で食べたペキンダック．パリパリの皮の下にはお肉が盛られている．半身200元（2500円位）だった．半身でも他に何皿か頼めば，4人で腹一杯．
関連エントリ：
Beijing, China
故宮：Purple Forbiddin City, Beijing, China
熱中症で大変・・・頤和園: Summer palace, Beijing, China
参考サイト：
故宮博物院
明清時代の皇居・故宮/北京観光局公式サイト
紫禁城Wikipedia
故宮博物院Wikipedia
全聚徳レストラン
全聚徳レストラン日本
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