狂犬病予防接種 | Date Created: Apr 08, 2005, 04:58 AM |
猫の狂犬病予防接種2回目.
猫を一年後に日本へ戻すには,狂犬病(Rabies)の予防接種2回と,抗体検査(蛍光抗体ウィルス中和法(FAVN)血清試験)
を受けていなければならない.そして帰国前に7ヶ月以上待機したことを証明しなければ,長期係留となる.しかも申請にはアメリカ検疫局の裏書き(endosement)まで必要!そして,「待機」とは何か.どうやら,抗体検査の為の血液採取から,帰国直前(2日以内)の最終チェックまでの期間が「待機」と言うことらしい.
そりゃ早く行かねば.
と,言うわけで,最寄りの動物病院に飛び込みで行った.
受付で,渡航前に関空で貰った検疫証明書,帰国時に必要な推奨証明書様式A及びC,カンザス州立大狂犬病研究所(アメリカ国内では実質ここしか出来ないとのこと)の抗体検査の申込書を見せ,事情を説明.とりあえず狂犬病の予防接種をしてくれ,と頼む.通常は要予約だが,たまたま空いていたため,そのまま診て貰うことに.
アンケートを書いて(動物の名前や種類だけでなく,今日の支払いはcreditかcashかcheckか,なんて質問も),診察室へ.
診察室では看護婦?さんによる簡単なボディチェックの後,持参の用紙を獣医さんに渡して貰う.しばらくして獣医さんが登場.
書類を一通り見て理解したらしく,「今日は狂犬病の予防接種だけ,抗体検査の為の血液採取は接種から14−21日空けないといけないから,それくらい経ったら来い」と言われ,予防接種をして貰って終了.
受付での会計時に,市のペット登録もついでにして貰う.登録番号の入ったアルミ製のタグをくれる(一応フックは付いているが,猫に付けておく必要は無いらしい).登録費用は$3.予防接種は約$14で,人間の子供の予防接種とほぼ同じ(数十セント高い).しかし診察代が安く,結局トータルで$23位であった.
とにかく,我々はもちろんのこと,日本への猫輸出などその動物病院もやったこと無いらしく,皆困惑気味.こちらの人に"challenging”と言われた訳が分かった.
・猫は渡航前に動物病院で五分刈りにしてもらっていたのだが,顔は余り刈れないので頭だけ大きく,まるでライオン丸.空港でもそうだったが,どこへ行っても「この猫毛を刈ったの?元は何の種類?」と聞かれる.しかもアメリカの猫は小顔で胴体はずんぐりむっくりで,全体にでかい.ウチの猫はペルシャのくせに日本猫体型(?)らしい.
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