How do you like Tennessee?(テネシーどうでしょう) ---アメリカはテネシー州での海外長期出張生活体験ブログです.家族(ダンナ&幼児)と猫一匹を連れての渡米,VISA取得,猫の検疫等の渡航準備から現地での生活,医療,子供の生活等々,これまでの体験を綴っています.項目別になっていますので,上のタグで選択して下さい.また本文中の写真・イメージはクリックすると拡大します.尚,あくまで体験談ですので,間違いの場合はご容赦の程を.ご指摘いただければ幸いです.
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お出かけ編のトピックス

アイスホッケー観てきた

Knoxvilleのプロアイスホッケーチーム,Knoxville Ice Bearsの試合を観戦.
アイスホッケー観戦は初めてなのだが,これがもんのすごく面白かった.
East Tennesseeにホッケーチームがあるとは知らなかったのだが,よく考えればもっと南のAtlantaにNHLチームがあるんだから,テネシーにあったって良かろう.

ホッケーは観てみたかったのだが,どちらかと言えば南部のこの辺り,盛り上がらないんじゃないの?とあまり期待していなかった.なのでカメラ忘れた.と言うわけでケータイで撮影.

が,会場のCivic centerに着いてみると駐車場もいっぱい,チケット売り場は大行列.客の入りはかなり多い.しかもユニホーム着てたりして,結構コア?なファンもちらほら.ゴールした時のお約束のかけ声も皆さんご存じ.結構人気あるのね.

そして試合はと言えば,さすが「氷上の格闘技」と言われるだけあって,スピード感あふれ荒々しさ満点の試合であった.特急電車より速いと言われるパックを追って,ごついプロテクター付けた兄ちゃん達が氷上を滑る滑る.殴る殴る!
そりゃもう期待通りの荒々しさ.どつくは殴るわ,スティックでたたく,壁に押さえ付けるは通常プレーの範疇らしい.レフェリーも見てるんだか見てないんだか.しまいには失神者も出ていた.
更には時々ヘルメット脱いでタイマンで殴り合ったりしてるのだが,その間プレーは中断.レフェリーもスティックやらヘルメットを片付けたりして,暫く止めないのだ.その後ペナルティーは取っていた様だが,「乱闘はタイマン」というルールでもあるのだろうか.
乱闘になればもちろん,観客は大盛り上がり.リンクに帽子投げてるし,いつもは内気なテネシー人,アイスホッケーは人を変えるらしい.皆さん,何となく鼻息荒いぞ.

結局,Ice Bearsが圧勝.勝率を見るとホームゲームが何処も強い.マイナーリーグのせいか選手の親戚が見に来てる様な雰囲気があるし,観客のあからさまな盛り上がりぶりを見ても,その理由が分かる気がする.

このチーム,2004-2005シーズンに発足したばかりの南部プロホッケーリーグ(The southern professional hockey league; SPHL)に所属.いわゆる2Aクラスのマイナーリーグらしいのだが,野球のSmokiesみたくNHLのどこかのチームのアフィリエイトと言うわけでは無さそうだ.アイスホッケーのマイナーリーグは次々新リーグが出来たり消えたりしているらしい.プロレスみたいだな.
Ice Bearsは現在何とリーグ一位.おお,意外にすごいぞ.

入場料は$11から.今回は当日限定ファミリー4パックがあり,ホットドックとソフトドリンク付き.ビールは受付でIDを見せてリストバンドを付けて貰い,一人2杯まで.お店の人,バンド見てなかったけど.

ちなみに,Ice Bearsには応援のダンスチーム,Knoxville Ice Bear Hunnies Dance Teamもちゃんとあるのだが,どうもオーラとやる気が無い.姉ちゃん,彼氏といちゃついてないでちゃんと応援しろよ.UTのチアリーディング部のがもっと上手そうだ.

今回初めてのホッケー観戦.ルールも全然知らなかったが,かなり楽しめた.
また行こうっと.


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Great Smoky Mt.でトレッキング
一昨年春に来た時,「どっか行きた〜い」という私のたっての願いで行ったトレッキング.写真がきれいだったので今更掲載. Great Smoky Mt.国立公園は世界遺産にも指定されたらしい.さすが遺産. あるのは山と自然.な〜んでここが全米一観光客が多い国立公園なのかな〜と,首をかしげたくなる程,自然.
トレッキングコースには,長いコースと短いコースがあり,今回は短い方.でも2-3時間は(いやもっと?)かかった.コースと言っても特に道が整備されている訳ではなく,あってもせいぜい獣道程度.倒木を乗り越えたり,斜面を登ったり.コース入り口に「ココがスタート地点」の看板があるだけなので,土地勘がある人と同行するか,詳細な地図を持って行かないと迷うこと請け合い.4月頃行ったので,お花畑がきれいだった.グレートスモーキー名物の熊にも,運が良ければ(悪ければ)会える.
関連エントリ:
Great Smoky Mt.
GatlinburgとPigeon Forge


お花畑の中を歩く.



おお!倒木だ!



まるで宮崎アニメ?



絵を描きたくなる程に幻想的



ここが休憩地点



熊には会えなかったが,鹿には会えた.



Cades Coveの駐車場から.山だけじゃなく,草原もあり.



Cades CoveのWater mill(水車小屋).



宿敵!poison ivy!


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Great China Acrobats

年内いっぱいが期限のGreat China Acrobatsのタダ券をもらっていたのだが,寒いし面倒ってんでなかなか見に行かなかった.気付けばもう期限切れぎりぎり.
大晦日に行って,ショーの後Gatlinburgの新年花火も見てこようと思っていたら,その日はパーティが入ってしまった.行けないとなると無性に勿体ない.折角なので仕事の帰り,Pigeon Forgeに慌てて見に行った.
いや〜,面白かった.

年末年始は夜8時から開演と言うことで,道もそんなに混んでいないだろう,と思っていたら甘かった.恐らくは新年をGatlinburgで過ごそうという人々で,441に入った途端に渋滞.車中で予約の電話をしたのだが,タダ券を持っていると伝えると「チケットオフィスで席を取れ」とのこと.席には余裕がある様だ.しかも6才以下はタダで座席を取れる.
開演ぎりぎりに到着したのだが,座席の2/3位は埋まっていた.そしてこのぎりぎり駆け込みが,後で夫をちょっとした不幸に陥れる.

さて,このショー,その名の通り中国雑伎のショー.子供の頃中国雑伎団の公演を見た事があるが,子供心に面白かった.多分娘も夢中になること請け合い(実際前半は夢中であった).1時間位のショーなら夢中でみるだろう.
と,思っていたら,15分の休憩をはさんで2時間たっぷりあった.前半1時間はかぶりついて見ていた娘も,後半はアクロバティックな動きに触発されたのか(というか単に飽きた),一緒になって飛び跳ねる始末.まあでも楽しそうであった.これで$25程度のチケットなら安いかも.

殆どが組体操や曲芸等のアクロバット(ピンボケ写真)だが,face change(中国歌劇の顔が一瞬で変わるヤツ)とか手品とか皿回しとか,若干間が長いのだが色々趣向を凝らしてある.技を見る度,観客は驚嘆の声を上げ,拍手喝采.

時々観客参加の出し物もあるのだが,さすがアメリカ人,いつもの事だが参加者を募るとばんばん手を挙げる.個人的に一番ウケたのはパンダの着ぐるみコメディーショー.10代らしき青年が舞台に上げられて一緒に踊れと言われ,恥ずかしいらしく突っ立っていると,観客席からブーイング.最後には半分ヤケでお尻を振っていたが,きっと多感なお年頃,君の気持は良くわかる.

そして最後はスタンディングオベーション.すごい盛り上がりですな.

そんな訳で,ショーは面白かったのだが,帰りが大変であった.
Pigeon Forgeのショーと言えば,ディナー付きも多いが,このショーは餌無し.
もちろん我々,ショーの前に飯を食う暇は無し.チケット提示で近所の中華バフェが15%offと書いてあったが,ショーが終わったのが夜11時過ぎ.バフェもとうに営業終了.隣のHardee'sのドライブスルーも行列だし,他の店も閉店.

娘には非常食を持参していたのだが,それでも一度店を覗いて車に戻ろうとすると「話が違〜う!!」と言わんばかりに泣き叫ぶ.彼女もハンバーガーを食べたかったらしい.一方,お腹が空いて堪らない夫,帰路は殆ど禁断症状みたいになってきて,村に着く頃にはもう前を見るどころか,やっていそうなレストランやファーストフードを血眼になって探していた.極端に腹が空くとそんなんなっちゃうのか.意外な夫の一面.
だが村のマクドのドライブスルーすら行列.夜中にお腹が空く人が多いのね.

で,結局家で親子仲良くインスタントラーメンをすすり,夫は平静を取り戻したのであった.う〜ん,なんだか中華な年の暮れ.

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大雪と事故

APSで実験の3日目,午後から吹雪(写真一枚目).
スタッフ向けに,ブリザードになるから早く帰って良いよアナウンスがリングにも流れた.我々はリングの近く,所内のゲストハウスに宿泊しているので問題なし.それにどうせ何時に終わるか分からん.

予報では6 in(15.24 cm)の積雪.実際は20-30 cmは積もった.車も雪に埋もれてしまった.駐車場では帰ろうとする人が,シャベルで車を掘り出していた.
あまりの寒さに,名物の白鹿も現れず残念.結局今回も生ホワイトディアを見られなかった.
スリッパ風かかと無しスニーカーを履いてきたので,歩くと雪が入って冷たいのなんの.お陰でしもやけ気味.

そんな雪が降るにもかかわらず,スタッドレスタイヤは履かないらしい.スタッフの一人に「変えないの?」と聞いてみたが,「高いし面倒じゃん」との答え.そういうモノなのだろうか.そう言えば,チェーンを巻いた車も見なかった.東北や北海道なら皆スタッドレスに変えて,チェーンも装備してるよなあ.日本人が几帳面すぎるのか.

かくして夜には所内一面真っ白になり,何処が道路か分からない程に.だがスーパーバイザーは平気で(?)レンタカーを運転するのだった.ですがスーパーバイザー,この車,走ると言うより,滑ってますぜ.

となると,翌日の帰りのフライトが心配.空港へたどり着けるのか?飛行機出るのか?だが皆さん「明日には雪も止むし,大丈夫なんじゃない?」と何とも楽観的なお答え.
平地だし,気温が低すぎてアイスバーンにもなりにくい様子.それにすぐ融雪剤を撒くそうなので,あんまり問題無いのかな.
慣れているからというのもあるだろうが,こっちの人がそう言うなら,大丈夫なんだろう.

ところが,一旦ゲストハウスに戻った時,ロビーでTVニュースを見ていたら,Midway airportで事故との報道.大雪で着陸機がオーバーランし,一般道路に突っ込んだらしい.旅客機と自動車が衝突し,車に乗っていた子供が亡くなったとの事.そりゃジャンボジェットには勝てんだろう.
やっぱ,大雪あぶないんじゃん!

関連記事:
CNN.co.jp
asahi.com

Midway空港は翌朝には復旧,天気も予報通り翌日は快晴だったが,2枚目写真の通りの積雪.一人位居るだろうと思ったら,やっぱり発見.所内でクロスカントリースキーしてる人.

雪とMidwayの事故の影響で,我々が向かうO'hare空港もキャンセルや遅れが出ていた.我々のフライトの運行状況を航空会社に問い合わせたところ,「わからんからとりあえず早く来い」といういい加減な返事.実験データを取り出し,慌てて空港に向かったのだった.

結局無事空港へもたどり着き,飛行機も20分程度の遅れで出発.(シカゴよりは)暖かいテネシーに無事到着したのであった.

関連エントリ:
APSと愉快な人々
やっぱり寒かった
死ぬって!


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やっぱり寒かった

Argonneの天気


APS到着.
やっぱりすごく寒かった.
快く?コートを貸してくれた夫に感謝である.無かったらマジやばかった.

町一面うっすらと雪が積もっており(写真1枚目),車もドアが凍り付いて開きにくい.
ああ,昔行ったスキー場ってこんな寒さだったなあ〜.鼻息が凍るっていうか.
APSのスタッフの人に「シカゴ寒いよ!」と言ったら"Welcome to Chicago!"と言われた.

でもこの空気,嫌いではない.嫌いではないが,寒い.
「この寒さ,いいかも〜」なんて優雅にヌかしていられる状態は,外に出てから15秒が限界であった.

昼間でも-7とか-10℃.最低-20℃とか.レンタカーのワイパーは寒さでブレードが硬化したのか,フロントガラスの雪を払おうとしても一層残る.ウォッシャー液は凍って出ない.出てもガラスに当ったとたん目の前真っ白.Oh, no!

所変わって,写真2枚目はテネシー上空.雪も無いが家もない.
このぐねぐねした川が特徴的.自然ってすごいなあ.

関連エントリ:
死ぬって!

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死ぬって!

明日からAPSに久しぶりの出張.
「シカゴの冬は寒いよ〜,風も強いから,防寒対策ばっちりにしていきなよ」と数人から言われる.
そうなのか.
冬のシカゴは行ったことがない.

で,遅まきながら出発前夜にシカゴの天気予報を見たら・・・むっちゃ寒いやん!
明日の予想最高-7℃,最低-12℃であった.帰るまで一度も0℃以上になる日が無い.
確かに緯度からすれば函館辺りである.横浜西口相当(お隣さんの調査による)のこの付近よりはよほど寒かろう.それにしたって寒い!
函館の天気を調べたら,現時点では全然シカゴの方が寒い.函館の週間予想では,まだ最高が0℃以上ある.

どうやらアメリカの北中部の冬をなめていたらしい.
思い起こせば,昔春頃ナイアガラの滝を見に行き,しっかり凍っていたではないか.ボストンで3月末に大豪雪に遭い,空港で5時間待ったではないか.

シカゴの天気

Click for Chicago, Illinois Forecast

実は少し肌寒くなってきた頃,日本から持ってきた衣服が少ない夫が不憫でちょっとお高めコートを買った.
自分も寒冷地仕様の上着は日本に置いてきたのだが,セーター等の冬物自体は結構持って来ていたので,何とかなるだろうと思っていたのだ.この村も横浜西口にしては寒いが,わざわざ買うのも嫌なので,厚着で耐える予定であった.

Weather cannel大好きの夫も「シカゴ,寒そうだからコート買った方が良いんじゃない?」とやんわり警告してくれていたのだが,「勿体ない!」と一蹴していた.
・・・甘かった.このままでは,あたし死んじゃうかも.半纏持っていこうかな.

学生時代東北に住んでいたし,スキーもよく行ったので,寒いのにもある程度は慣れている筈.だが,ゲレンデでも-12℃はあまり嬉しくない.
と,言うわけで,夫に買ったはずのコートを奪って借りて行くことに.
夫には申し訳ないが,すいません,厚着して耐え下さい.

関連エントリ:
やっぱり寒かった

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Museum of Appalachia

夏の話だが,アパラチア山脈沿いに住んだ人々のかつての生活を紹介するMuseum of AppalachiaなるモノがNorrisにあるというので行ってみた.

入り口から駐車場への道の両側は牧場.羊やカモ等が出迎えてくれた.駐車場にはクジャクやら猫やらアヒルやらがお出迎え.子供は大喜び.何とも牧歌的な所であった.
駐車場横のミュージアムショップ兼受付で入場料を払う.AAAに入っていると言えば$1off.入場料は10ドル以上したように記憶している.

敷地は広いが,ぶっちゃけ,超しょぼい明治村.昔の家を移築してあるのだが,看板もなんも手作り.夕方行ったのでお客も少なく,寂れた雰囲気が漂う.しかし時々実演やカントリーショーなどのイベントもやっているらしい.昔の米国中東部の生活を忍ぶには面白い所.Great Smoky Mt.のCades Coveよりは建物や資料も豊富に展示されてはいる.が,入場料の割にしょぼかった.

最初に入った展示室には昔の生活道具がいっぱい.昔の人は何でも手作りだったのか.ギターやバンジョー等のカントリーミュージックの楽器も展示されていたのだが,笑ったのは金属製のおまるで作ったバンジョー.いい音出そうだ.

家はどれも丸太小屋.隙間だらけで寒そうであった.大抵平屋だが,二階建ての家もある.一応,「トムソーヤーの冒険」の作者の親が住んでいた家,なんてのも建っていた.産まれる直前の小屋だそうだ.
驚くのは,昔の人の体型が凄く小さいかったこと.家も家具も小さく,ベッドもイスもまるで子供用.つい100年位前の人たちは白人も小さかったらしい.平均身長で150cm位じゃないのだろうか.そういえば,Biltmore Estateの家具も小さかった.
この100年で,何故にこんなに大きくなったのだろうかと不思議なくらいの小ささであった.

家の他にも教会や鍛冶屋,薬屋なども展示されており,ホントに村丸ごとという感じ.「大草原の小さな家」のローラも,こんな所に住んでいたのだろうか.
デニムのオーバーオールにチェックのシャツで,丸太小屋の庭先でギターやバイオリンを奏でる南部人の姿が目に浮かぶ様な,牧歌的Museumであった.

ちなみに,南北戦争の影響か南部人は北部の人をyankeeと呼び,一線を画していたそうだ.南部訛りも健在で,南部訛りの本なんてのも売っている.一冊買ってみたが,単語が発音に沿った表記で書かれており,かなり難解であった.

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Guy Fawkes Night

研究所の隣の廊下から,11/5は"Guy Fawkes Night"のbonfire(たき火)をやるぞ!とメール.なんじゃそりゃ?
聞いてみたら,要はGuy人形を燃やして芋焼いて花火で盛り上がるイベント.イギリスの伝統行事?だそうな.400年前の王様暗殺事件の失敗を記念したお祭りである.密告により倉庫に2.5 tの火薬を隠していたのがばれて,たまたま倉庫へチェックに行った首謀者の一人Guy Fawkesが捕まり,そのあと芋づる式に首謀者が捕まったという事件.当時クーデター首謀者は絞首→内蔵火あぶり→八つ裂きという残酷な方法で処刑されたと言う.
更に400年経っても悪者扱いのGuy氏は気の毒.

このたき火祭り,旧植民地のオーストラリアやカナダの一部でも行なわれているそうだが,米国ではしない.確かにメンバーにイギリス人もいたが,夏はパーティも無かったし,要は飲む切っ掛けが欲しかったらしい.
アナウンス時には既に各自の持ち寄り分が決まっており,前日のランチタイムもパーティの話で持ちきりで,メンバーのやる気が感じられた.

そして,当日.
他の人に言われた,「魚を焼いても美味いんじゃない?」という冗談発言を真に受けた夫,朝から釣りに出かけでトラウト調達.
私のポットラック分担分はTortillasとマシュマロ,そしてチップス.当日スーパーに買いに行ったは良いが,Tortillasって何?
店員さんに聞いて判明.ピタみたいな薄いラップ生地の事であった.ベイクドビーンズ等を巻いて食べるそうな.メキシコ料理らしい.これが生焼けの小麦粉たっぷり広島風お好み焼き生地みたいで,薄い割にお腹に溜まる.

現地に到着.農場には2m程の高さの薪が積まれており,その上には等身大?のGuy人形が.薪は前日,農場主が農場手伝いの人2人と場内の古木を切り倒して調達したそうだ.人形はイギリス人研究者の奥さん作.気合い入りまくりであった.
幾ら私有地の農場とはいえ,こんな大きなたき火をして大丈夫か,と思ったら,村の消防署にはあらかじめ連絡したそうな.と言っても「たき火すっから」と伝えた程度らしい.何とも大らか.流石土地がいっぱいある田舎.

ジャガイモホイル焼きも美味かったが,初めて食べた焼きマシュマロが綿菓子みたいで美味い.と,皆クチを揃えて,クッキーにチョコと焼きマシュマロはさんで食べたらサイコーと言っていた.用意して無くてすいません.だが夫の釣ったトラウトは好評.良かった良かった.

腹も膨れて,いよいよGuy人形に着火.後は花火で大盛り上がり(写真).花火は手持ちも打ち上げも,日本の一般的なモノより火薬が多め.打ち上げ系は,花火大会で上がる大玉の小型程度の規模はあった.少なくとも,アソートパックに線香花火の様なワビサビ系は入っていなかったらしい.

ちなみに花火購入に関して.日本の様にスーパーでは売ることが出来ないそうで,I-40沿いにはFireworks supermarketなる花火専門店が数軒ある.そんなしょっちゅうするモノでも無いと思うのだが,儲るのだろうか.購入年齢制限はテネシーでは無いそうである.
パーティ参加メンバー最年長(63)が花火着火に一番燃えていたのが可笑しかった.

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Pigeon Forge

買い物するならPigeon Forge!
Pigeon Forgeにはアウトレットモールが沢山ある.何時も行くのはTanger Outlet.日本人おなじみのブランドが多いと思う.日本人やその他外国人も多い.でも大した物は買わないのだが.ちなみにAAAに入っていると,マネージメントオフィスでディスカウントクーポンブックをもらえる.

Dixie Stampede等のディナーショウレストランや遊園地のDollywoodもある(この2つは地元カントリー歌手Dolly Partonの経営).その他中国雑伎団ショーやエルビスそっくりさんショー等,ショーレストランだけでもいっぱいあるので,出来ればココに居るウチに全店制覇してみたかったが・・・カネと時間が持たん.

そんないかにも人工的な「観光地」であるが,実はhistric siteがあった.Knoxvilleから行く場合,US Hwy441のPigeon Forgeに入る交差点で,この写真のてっぺん部分を見た人は多いと思う.いつもは「あれなんだろ〜?」程度で良く見ていなかったが.
写真は先月行った時のもの.
そうは言っても,数ブロックの小さいエリア.だがサイト全体も単なる「古い町」では無く,こじゃれた町並みであった.急ごしらえの町Oak Ridgeに比べれば,確かにhistrical.

関連エントリ:
GatlinburgとPigeon Forge

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October Sky

Oak Ridgeも良い感じで田舎だが,その周りはもっとカントリーである.

こちらに来てしばらくたった頃の話.村の北にOliver Springsという村があるのだが,ここにHistrical siteがあると聞いたので,週末の午後,ぶらりとドライブ.
本当に小さい集落なのだが,かつて走っていたらしい線路があり,その元駅?を中心に古いれんが造りの建物がちょこちょこ建っている.
Histrical siteって言うより,単に古いだけな感じの村だったのだが・・・.

線路沿いの道を一本入ったところに,古くて背の高いビルを発見(一枚目写真).無人ビルらしく,上の方の窓ガラスは割れ廃墟状態だったのだが,ふとウインドウを覗くとなにやら展示がされていた.どこかで観たことがあるな〜と思って観ていたら,どうやらここで映画の撮影(一部)が行なわれたらしい.

この村で撮影された映画は,1999年公開の映画, "Octover Sky" (邦題:遠い空の向こうに,本のタイトルは「ロケットボーイズ」).アメリカの田舎の炭坑町の子供達が大学進学の奨学金を得るため,ロケットを作ってISEF科学コンテストに出るという,NASAのエンジニアの実話を元に作った理系サクセスストーリー.リベラルで理解ある素敵な女教師とか,家族愛とか父子の愛憎とかサクセス以外にもからんでくるのだが,とにかく好きこそモノの上手なれ的良い話であった.以前テレビ(深夜)で観て感動したなあ.
同じ理系として,「理系も悪くないわよ」と子供達に見せたい映画.その撮影場所がたまたまだろうけど,国立研究所の隣村だったってところも面白い.

2,3枚目の写真は,撮影場所の説明の写真.携帯で展示も撮ったのだが,ガラスに反射して中身が全然見えなかったのだった.残念.

しかし残念ながら展示はしょぼい.飾られているのは撮影に使われた小道具で,ロケットとかコンテストの展示とか,ストーリーの中核をなす大事なモノが多かったのだが.まあ大ヒットって訳でも無いし,数年前の映画なので,忘れ去られているのも仕方ない.だが出来れば改装と同時にもう少し綺麗に展示して欲しいモノ.

村自体はホント農村.だがおみやげ屋さんみたいなのもあり,映画撮影や公開のあった頃は多分お客も来てたのかなあ,と言う感じ.アジア人は珍しいのか,幹線道路沿いのHardee'sに入ったら注目の的であった.

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お出かけ編のエントリ (全エントリ数: 21)
  • Limo
    作成日時: Aug 12, 2005, 12:40 AM




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