How do you like Tennessee?(テネシーどうでしょう) ---アメリカはテネシー州での海外長期出張生活体験ブログです.家族(ダンナ&幼児)と猫一匹を連れての渡米,VISA取得,猫の検疫等の渡航準備から現地での生活,医療,子供の生活等々,これまでの体験を綴っています.項目別になっていますので,上のタグで選択して下さい.また本文中の写真・イメージはクリックすると拡大します.尚,あくまで体験談ですので,間違いの場合はご容赦の程を.ご指摘いただければ幸いです.
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Museum of Appalachia

夏の話だが,アパラチア山脈沿いに住んだ人々のかつての生活を紹介するMuseum of AppalachiaなるモノがNorrisにあるというので行ってみた.

入り口から駐車場への道の両側は牧場.羊やカモ等が出迎えてくれた.駐車場にはクジャクやら猫やらアヒルやらがお出迎え.子供は大喜び.何とも牧歌的な所であった.
駐車場横のミュージアムショップ兼受付で入場料を払う.AAAに入っていると言えば$1off.入場料は10ドル以上したように記憶している.

敷地は広いが,ぶっちゃけ,超しょぼい明治村.昔の家を移築してあるのだが,看板もなんも手作り.夕方行ったのでお客も少なく,寂れた雰囲気が漂う.しかし時々実演やカントリーショーなどのイベントもやっているらしい.昔の米国中東部の生活を忍ぶには面白い所.Great Smoky Mt.のCades Coveよりは建物や資料も豊富に展示されてはいる.が,入場料の割にしょぼかった.

最初に入った展示室には昔の生活道具がいっぱい.昔の人は何でも手作りだったのか.ギターやバンジョー等のカントリーミュージックの楽器も展示されていたのだが,笑ったのは金属製のおまるで作ったバンジョー.いい音出そうだ.

家はどれも丸太小屋.隙間だらけで寒そうであった.大抵平屋だが,二階建ての家もある.一応,「トムソーヤーの冒険」の作者の親が住んでいた家,なんてのも建っていた.産まれる直前の小屋だそうだ.
驚くのは,昔の人の体型が凄く小さいかったこと.家も家具も小さく,ベッドもイスもまるで子供用.つい100年位前の人たちは白人も小さかったらしい.平均身長で150cm位じゃないのだろうか.そういえば,Biltmore Estateの家具も小さかった.
この100年で,何故にこんなに大きくなったのだろうかと不思議なくらいの小ささであった.

家の他にも教会や鍛冶屋,薬屋なども展示されており,ホントに村丸ごとという感じ.「大草原の小さな家」のローラも,こんな所に住んでいたのだろうか.
デニムのオーバーオールにチェックのシャツで,丸太小屋の庭先でギターやバイオリンを奏でる南部人の姿が目に浮かぶ様な,牧歌的Museumであった.

ちなみに,南北戦争の影響か南部人は北部の人をyankeeと呼び,一線を画していたそうだ.南部訛りも健在で,南部訛りの本なんてのも売っている.一冊買ってみたが,単語が発音に沿った表記で書かれており,かなり難解であった.

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