How do you like Tennessee?(テネシーどうでしょう) ---アメリカはテネシー州での海外長期出張生活体験ブログです.家族(ダンナ&幼児)と猫一匹を連れての渡米,VISA取得,猫の検疫等の渡航準備から現地での生活,医療,子供の生活等々,これまでの体験を綴っています.項目別になっていますので,上のタグで選択して下さい.また本文中の写真・イメージはクリックすると拡大します.尚,あくまで体験談ですので,間違いの場合はご容赦の程を.ご指摘いただければ幸いです.
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怒濤の準備編のトピックス

インターネット

渡米してから無いと困るのがインターネットじゃないだろうか.国際電話は時差や電話代など色々気にしなければいけないし,アメリカの電話は音質も悪い.更に電話口で英語でネゴシエーションも結構つらい.と,なると情報収集や連絡にはネットを使うのが便利だろう.
と,いうことが昨年の滞在で判っていたので,もともと入っているプロバイダのローミングサービスを利用出来るよう,準備しておいた.

So-net等のプロバイダーでは大抵海外ローミングサービスを提供している.家のブロードバンドプロバイダーであるYahooBB!もサービスが有るのだが,専用のソフトをインストールせねばならず,Windowsのみ.
新しいアパートに移るまで,しばらくdial-upで海外ローミングを使う予定.

追記:アメリカはブロードバンドが意外に普及しておらず,ダイアルアップでも結構高い(AOLは無制限dial-upで$24位.日本とほぼ同じくらいか若干安いかな〜という程度).ADSLも高くて遅い.ただし,AOL等の期間限定無料トライアルCDがあちこちに置かれていたので(ネットでも申し込み可能),とりあえず現地プロバイダーのアカウントを取れば問題なさそうであった.

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クレジットカード

長期滞在ならドル建てのクレジットカードが必要かしら,と言うことで,次はクレジットカードを探す.今回旅費は日本側から出るので,あまりドル決済のカードは必要ないのだが・・・.

結論として,今回作ったのは,
CITI gold card
CITI doller gold card
PREMIO JAL card
の三種類.

シティゴールドカードは日本円決済とドル決済がある.CITI bankを決済口座として作っていけば,口座維持手数料が無料になるというキャンペーンがあったので(しかも初年度は3ヶ月以内に1万円以上使えば年会費無料だったので・・・),日本円のカードも申し込んだ.
ドル建ての方もCITI bankを決済口座にすれば年会費無料.ドル預金から引き落としできた方が良かろうか,と申し込んだ.家族会員も3年間無料.

PREMIO cardは同じくCITI bankが発行する(が,05年7月に発行会社が変更した)ドル決済カードだが,車関係のサポートが充実していそうだったので,申し込んだ.ただし,現地収入がない場合は年会費無料のカードは作れない.そこで,JAL familyclub PREMIO cardを申し込んだ(これはJAL family club年会費$30とカード年会費$70がかかる).
JAL family clubに入れば,家族のマイルを合算できるのでメリットは大きい.
実はCITI doller cardより先にこちらを申し込んだのだが,現地到着してからでないとカードが届かないのと,決済口座がアメリカの銀行ということで,すぐ必要だったり,現地でサラリーを貰わない場合は不便.
しかも,自動車保険等はカード会員でなくても使えるそうなので,わざわざ高い年会費を払ってまで持つ必要が無かった事に後で気付く.

そこでもう一つ失敗.
日通の引越を頼んだ場合,JAL PREMIO cardだとボーナスマイルが付くらしい .しまったな〜,もう申し込んじゃった.





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お金の問題

渡航後のお金の問題であるが,アメリカにお金を持っていく方法として,

海外送金(銀行及び郵便局
送金小切手(少なくとも銀行)
現地で引き落としできる外貨預金(CITI bankSony bank等)
トラベラーズチェック(T/C)(American ExpressやVISA,Thomas Cook、CITI bank等)
現金

等がある.
ざっと調べたところによると,送金小切手は手数料が数千円と高い.
海外送金は金額にもよるが,郵便局で700~3000円位,CITI bankで4000円と聞いた.Sony BankのMoneyKit Globalは2500円.郵便口座からの振替なら幾ら送っても電信振替で1400円,通常振替で400円!!安い!(ただし$50を越える送金の場合,受け取り側で$12の仲介手数料を取られるそうだ.)ただし,アメリカ側に銀行口座が無いと送金できないので,海外送金は出発前には使えない(郵便局は住所宛にも送金可能.住所宛為替証書の送金で50万円以下2000円,100万以下2500円).
その点,送金小切手は同じ程度の手数料とT/Cと同じレートで小切手を作って行き,現地で口座を開設した時に入金に使えばよいので日本でアメリカの銀行の口座を作っていかない場合はこっちが良いかも.何れもとにかく手数料が高いため,大金を持ち込む場合に有利.
更にコストが安い方法としては,JCBの「送金名人」というのがある.送金手数料が525円(ただし一ヶ月50万円まで)ただしこれは主に日本からの仕送り用で,渡米している本人からは送金出来ない.また,送金申し込みは必ず仕送り人本人で有る必要がある.

尚,CITI bankの場合,インターネットバンキングで送金すると送金手数料が3500円になり,更に前々月の月間平均総預かり残高が100万円以上であれば2000円,シティゴールド(残高1000万円以上)ならただ,と比較的安く送金できるそう.

CITI bankよりお得そうなのがSony bank.ネットバンクだけあって手数料が安い.為替手数料は¥0.25程度.自分の外貨預金から海外で引き落とし出来るMONEYKitグローバルの口座維持手数料は半年¥2100かかるが,CITI bankの月約¥2000に比べれば格段に安い(ただし,CITI Bankは残高が100万以上有れば無料).ただし,海外で引き出しできるドル建てキャッシュカードとデビットカードは持てるが,クレジットカードは無いそう.また,海外口座への送金も出来ない.
だが,為替手数料が安いので,キャッシュカードを作って行き,現地で現金を引き出して現地銀行に預ければ,口座維持手数料や引き落とし手数料($1.25)が掛かっても,長期的にはCITI Bankよりは得な気がするのだが,一方,キャッシュカードの場合一回あたりの引き落とし限度額が$100とか$200とかだったりするので,多額の現金を引き落としたい場合は微妙.

T/Cの場合,為替レート+1%の発行手数料で作れる.盗まれたり無くしたときに再発行出来るので便利だし,現金よりレートが安い事もあり,短期の旅行や,当座のお金を持ち込むには便利.
しかし,田舎の長崎の場合,18銀行の窓口,もしくはデジタル出島支店で外貨&T/C販売および宅配をしてくれるが,高額T/Cを取り扱う所が無かったため,大金を持ち込む場合は束になって面倒.昨年行った時作った余りを取ってあったので,それらを当面の生活費or現地銀行口座を開いた時のdepositとすることにした.ちなみにCITI bankの口座を持っていると発行手数料は無料だそうだ.また,通販のセシールでもT/Cを販売しているのを発見.発行手数料が安い.
現金はレートが高いのと,紛失盗難が心配という事で,当座の分以外は余り検討しなかった.
いずれにせよ,アメリカ国内へのお金の持ち込み$10000以上は税関に申告が必要.

で,結局,当座の生活費は現金,現地口座開設にはT/C,カード払いや生活費にはCITI bankのアカウントを開設し,ドル預金をしていくことにした.Sony bankのがお得そうだったが・・・.

CITI bankの場合,円預金口座からでもドル預金口座からでも現地引き出しは可能だが,ドル口座カードが有れば,日本円口座からドルを引き出すより手数料が安く付く.
日本円預金からドル預金への手数料は1円/$だが,円預金からドルの引き出しは2円/$.つまり1ドルあたり1円お得.たかが1円だが,100万円をドルに換えたら1万円近い差額が出る.大きいぞ.


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保険会社決定

保険はJI保険にした.
決め手は保障内容を色々カスタマイズ出来ること,個人包括賠償責任保険と同様の家族責任保険が付いていることである.そしてなんと言っても保険料が他より安かった.

ただし,個人包括賠償責任保険(アンブレラ保険)は,自動車事故の場合の免責額が大きいので,現地で車を買ったりレンタカーを借りる際には別途Liability(対人対物保険,いわゆる自賠責みたいな物)を免責額分掛けなければいけない.JI保険の場合は$250,000が免責額なので,その分のLiabilityが必要.

安いと言っても一人10万程度.赤ん坊でも同じである.しかも日本から掛けた保険って,病気の場合大きい病院でもない限り立替払いの後請求.JI保険はキャッシュレス提携病院の数が少なく,都心部しかないので実際に利用するときは不便だと思う.保険料は高くても,提携病院が多く,サービスの充実しているAIUの方が,現地では便利かもしれない.

追記:
これは後になって代理店から聞いたのだが,保険請求をしてしまうと,もし現地で保険期間を延長したい場合や再渡米により再度加入する場合,出来ないこともあるとのこと.

その判断は保険会社に委ねられるが,通常2回以上の請求で保険料を上回った場合,期間延長を断られるとのこと.1回の請求の場合は金額の制限は無いそうな.これって,1回だけなら保険料以上請求されてもOKってことか?
海外滞在中に期間延長を断られた場合は,日本の保険会社に加入出来ないそうな.

使わないのが当たり前の保険,って事か.まあ保険なんてそんなモンだが.

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引越会社決定

現在住んでいるアパートを引き払うことが確定した事で,国内と海外,両方の引越をせねばならない.
そこで以前見積もりに来てくれた3社の中で,クロネコと日通のどちらかにしようと悩んだが,結局日通に決めた.

クロネコと海外引越は価格的に違いが無かったため,国内が安い日通にした.同じ値段なら業者を同じにしておいた方が面倒が無くて良かろう(しかし,同じ会社でも国内引越と海外引越は事業部が違うので,結局二つの会社と取引するのと変わらないのだが).
が,えげつなくも値引き交渉.と,言うのも,ボストンに行く友人の引越代が異様に安い.ウチの半分位である.おそらく,お友達割引であろう.まあ,それは特別で,普通に海外へ荷物を送れば引越だけで何十万単位である.一応頑張ってみたが,敗色濃厚である.

ただし,国公立大の職員の場合,文部科学省共済の福利厚生の一つに,引越割引がある.共済の冊子を読んでいてたまたま発見.事務に問い合わせて割引券を発行して貰った.
日通を始め数社の引越会社の割引(大抵は一割引)が適用されるサービスで,会社によっては割引以外のサービスがあったりする.しかし,意外に使う人は少ないらしく,大学の事務でも「本部にあるかな〜?」状態.日通の人も「大学の職員の引越も何度かしましたけど,これ使う人殆ど見たこと無いですよ」と仰る.共済の冊子なんてあんまり読まないモンね.
市内の引越くらいならまだしも,今回は海外と国内合わせて40万以上かかる.倉庫代と帰国後の引越も合わせればその倍以上だ.
一円でも安くなるなら値切り交渉でも割引券でも何でもやりますとも.

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日本のアパート値引き交渉

現在の予定では,今住んでいる日本のアパートを引き払い,アメリカに持って行かない家財を倉庫に預け,帰国後宿無しの予定である.
そこで,今のアパートの家賃を値引きして貰い,そのまま家財を置いて帰国後元の家賃で住むことは出来ないか,と夫が不動産会社に相談.
半額くらいに負かれば引越代よりちょっと多いくらいで済むので,新しいところに敷金礼金払うよりは良い.
で,言ってみるモノで,88,000円の家賃を70,000円まで負けてくれた.
有り難い事だが,アメリカでの家賃と合わせると10万越えるので,結局引き払う事に決定.夫の収入が途絶える上,家賃が増えては堪らない.年間84万の倉庫代は高い.帰国後もう少し安いところに住めば,引越代や敷金を入れてももう少し安く押さえられるだろう.
しかし,値段では折り合わなかったがつくづく言ってみるモノである.元の家賃がもう少し安ければ良かったけど.
帰国後は官舎に住むか.ぼろいけど.

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保険の保障額

ビザ発給条件を満たす保険の保障額を日本から入る海外傷害保険に当てはめると,
1医療保障と(2+3)救援費用って事かな.
今のレートだと医療・傷害が各¥530万以上で救援者費用が¥110万であれば良いって事になる.
ビザ支給条件は医療保障のみだが,アパートに住んで車に乗るウチの場合,包括賠償保険にも入っておいた方がよかろう.

でも,保険料が高い.医療費1000万円程度のセットプランでも,大抵10万オーバーである.当たり前か.日本でも健康保険料は高いからな.
小さい子供が居るウチの場合,必ず1度は医者に行くだろうから掛けておいても損はない.
アメリカの医療費高いし.


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保険どうしましょう

DS-2019の発給条件に,医療保険の加入がある.
この事は,DS-2019を発給する受け入れ側が発給の際通知しなければならない事項でもあり,私の場合もDS-2019と共に「保険に入れよ」とお手紙が入っていた.
渡米時に未加入だとDS-2019は取り消され,J1 visaは失効となる.

保険加入条件は,実際は法律で金額から保険会社のランクまで色々決められている.
まず,補償額であるが,
1.医療費(Medical benefits)が事故及び疾病各$50,000以上
2.遺体搬送費用(Repatration of remains)が$7,500以上
3.救援費用(Medical evacuation)が$10,000以上
かつ4.免責額(Deductible)が$500以下
と言われた.

要は,病気になったり怪我したりしてアメリカに迷惑掛けるな,例え死んでも国に帰れと言うことらしい.

現地で入るのもアリだが,$250,000の補償額(医療費がか?)で月$376と言われ止めた.3人でこの金額なのか,一人でなのか判らないが,短期なら日本から入っていった方が安いのを選べそうだ.

実はJ visaの保険加入条件には保険会社の格付けや自己負担割合等についての決まりもある.しかし日本で海外旅行保険を扱っている会社はまあ問題無さそうだし,セットプランで扱っている保険に入ってしまえば補償額の条件も大抵はクリアできる.高いけど.

海外旅行保険会社のサイトと考察:
AIU
(総じて保険料が一番高い.しかし色々なプランがある.アメリカでの自動車保険紹介サービスあり.クレジットカードの保険に上乗せしてかけられる保険が魅力的.3ヶ月までだけど)
エース保険
(パッケージプランのみだが,損害賠償レンタカー特約が付けられる.また,カード上乗せ保険もあり.前回の2ヶ月滞在の時はここで加入)
JI保険
(補償額カスタマイズも出来るので,要らない保障を無くして保険料を安くできる.また,意外に入れない自動車担保付損害賠償保険がある.パッケージプランもあり)

その他,東京海上日動や三井住友海上,あいおい等日本の保険会社も海外保険を取り扱っている.意外に日系企業の保険料が安く,またカスタマイズ可能なフリープランも取り扱っている.AIUやエース等の外資系より融通が利いてお得な雰囲気.

検討結果は後日!

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仮住まい

向こうに着いたらアパートをどうするか.
とりあえず以前借りていたfurnished apartmentに連絡を取る.
この時期混んでいるようで,studio(いわゆるワンルーム)しか空いてないとのこと.とりあえずそれでOKと返事.
で,はたと気付く.
猫!furnished apartmentはno petsであった.
とりあえず猫を飼っている日本人友人に連絡を取り,新しいアパートが見付かるまで預かって貰うことに.助かった!
色々持って行くのは大変である.

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引越の見積り

アート,ハート,日通 ,エコノムーブに一括見積もりをして,レスがあったのはアートと日通のみ.やはり長崎という田舎では,大手じゃないと海外引越に対応できる支店が無いのだろう.更にクロネコ にもonline見積もりを依頼したところ,レスがあり,結局この3社に見積もりをお願いした.クロネコはインターネットで引越らくらくパックの見積もりを頼むと10%引き.

ウチの場合,日本のアパートを引き払い,家財を日本のどこかに預ける必要があった.
そこで,海外引越と国内引越の両方の見積もりをお願いし,しかも国内の方は「名古屋の実家に荷物を送った場合」と「長崎市内のコンテナに預けた場合」とで別々に出して貰った.

日通の見積もりは業者さんが来て,持って行くモノを大体聞いてチェックしていったが,クロネコは全部計測してその場で体積を計算,大体の値段を出してくれた.
後で正式な見積もりを見ると,日通の見積もりよりもクロネコは大分少ない.持って行く量を日通より少なめに言ったせいなのか,丼勘定の日通ときちっと測ったクロネコの違いなのか.たぶん少なめに言った所為だろう.
クロネコの業者さんの話では,海外分は梱包をしっかりするので,実際の荷物の体積の1.5倍量で計算するとのことだった.日通は1.25倍位とのこと.つまり,重さではなく体積で決まると言うことか.

全社の見積もりを貰って,「実家に荷物を送る」案は却下.うすうす思っていたが,保管料より輸送量が高い.しかもまたその荷物を長崎に持って来ることを考えると,効率が悪すぎる.国内に預ける分に関しては,日通は長崎に倉庫が有る分,クロネコよりいくらか安い様だ.だが,倉庫だけ別業社に頼むと考えれば,クロネコも安く付きそう.アートは海外を航空便で出して貰ったので他の2倍以上の見積もり.国内もちょっと高め.
海外引越の分に関しては,業者間の差はさほど無い様だが,西海岸か東海岸かで業者間の差が出るとか.私の場合は中東部なので,どこに頼んでも高い?!
さて,どこにするか?!

安いところで比べると,海外引越料金と国内引越料金はほぼ同じくらい.荷物の量は国内の方が7-8倍有るにもかかわらず,である.とにかく海外は身一つで行くに限るなあ,と実感.

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怒濤の準備編のエントリ (全エントリ数: 13)




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