How do you like Tennessee?(テネシーどうでしょう) ---アメリカはテネシー州での海外長期出張生活体験ブログです.家族(ダンナ&幼児)と猫一匹を連れての渡米,VISA取得,猫の検疫等の渡航準備から現地での生活,医療,子供の生活等々,これまでの体験を綴っています.項目別になっていますので,上のタグで選択して下さい.また本文中の写真・イメージはクリックすると拡大します.尚,あくまで体験談ですので,間違いの場合はご容赦の程を.ご指摘いただければ幸いです.
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火事だ!

金曜の夕方,研究所でボヤがあった.
広い建物一体にいきなり火災報知器が鳴り,全員避難.私も何も持たず,とりあえず外に出た.外に出る時には隣の廊下への扉は既に閉鎖されていたが,別に煙も何も出ていない様子.
外は30度以上の炎天下.避難するほうがかえって危険かも.皆日陰に集まり,何事かと喋っていると,消防車が登場.救急車もやってきた.おお,消防士さん格好いい!暑い中,酸素ボンベにマスクまでしてかなり物々しい.しかし,この時既に鎮火されていたらしく,すぐに装備を解いていた.暑いしね.

結局,火元は隣のビルの薬品庫.我々のビルにも廊下で繋がっている.後で聞けば燃えた時点で発見者がすぐ火災報知器を鳴らし,自分で鎮火したそうな.本人も無事で,本当にボヤだったらしい.いや良かった良かった.
だが,燃えたのが薬品なだけに他に危険がないか,薬品チームが来てチェックするとのこと.チェックが終わるまで部屋に入っちゃ駄目!と言われた.え〜?でも財布も携帯もなんもかんも部屋に置いてきたんですけど.
しかも,肝心の薬品チームは金曜日の午後と言うことで皆帰宅.

しばらくするとアナウンスが流れ,何時入れるか分からないから,帰るか涼しい図書館に行け,と指示が出た.そんなこと言われても,交通手段が無いんですけど.
取る物もとりあえず外に出た人は多く,車の鍵が無いだの,運転免許置いてきただの,自転車置いてきただの,帰れと言われても帰れない人たちからは非難囂々.中には週末出発の学会発表用ポスターを置いてきた,という人も.一方秘書さんなどはちゃっかり帰り支度をしており,アナウンスが流れたとたん帰っていった人も多かった.

結局2時間近く外にいたのだが,携帯を借りて夫に電話し迎えに来て貰い,自転車をオフィスに置いてきたスーパーバイザーを乗せて帰宅.翌日荷物を回収に行った.
いや大変.次からは荷物を持って避難しよう,と学んだのであった.

ちなみに,研究所には専属のfire departmentがあり,放射性物質や化学薬品などの特殊火災の訓練を受けた消防士さん達がいる.めったに出番は無いらしいが.

追記:写真はオフィスのあるビルの廊下.これはごくごく一部.長いところはすごく長い.廊下の地平線が見えそうなほど長い.新宿駅の東口と西口・・・と迄は行かないが,歩くのが億劫になる長さである.火事の時はこの廊下沿いの住人全てが避難対象.


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