安物買いの銭失い | 作成日時: Nov 23, 2005, 12:34 AM |
こちらの安物製品は壊れやすい.もんのすごく壊れやすい.その代わり安い.もんのすごく安い.インフレ懸念がある割りに,デフレの日本より安い.
本当に「安かろう悪かろう」なのである.
こちらに来て買った物で,何の問題もなく使えている家電・家具等の大きいモノは皆無に近い.いや大して買ってないけど.
どうせ長居しないから,と安物ばかり買うのがいかん.
これまでに壊れた代表的なモノは,グリル,掃除機,自動掃除機"RoboMaid"(これは娘が投げて壊した)...果ては日本製の車(これもフォグランプは娘が壊した).挙げ句の果てにはアパート付属の冷蔵庫が天寿を全うされた(これはすぐに交換してくれた.同じような中古と).
他にもムービングセールで頂いた机も,一度分解したらもう元の姿には戻らない.ねじの入る部分の合板が,部品の重みで割れてしまうのである.更に,これまた頂いたテレビ台はテレビの重みで潰れそうである.
子供のおもちゃなども,娘の暴力的な扱いには弱い.日本から持ってきたアンパンマンパソコンは未だ無事だが,Barneyの音が出るおもちゃは買って2ヶ月程で息絶えた.そりゃ娘が悪いか.
だが,大抵のモノは"refund"が効くので交換してもらえる.
基本的には.買って3ヶ月以内とか(レシートに記載されている)に店のサービスカウンターにレシートと共に持っていけば返品・交換が出来る.Wal Martで何度か返品したが,理由も特に聞かれない事が多い.
返品交換に並ぶ人を見ていると,衣料品の交換が多い.買ってみて,家で試着して,気に入らなかったら返すらしい.
こう言うこともあろうかと,家電など補償の効くモノを買ったレシートは残してある.というか大抵クレジットカードで買うのでファイルしている(こちらの人はカードで買ったレシートを受け取らなかったり,その場で捨ててしまう人が多いので驚き).レシート発掘が大変なのだが.
更に,賢い奥様はレシート無しでも同じモノが売られている店に行って返品・交換してきてしまうそうな. |
ただし,全ての米国製品が壊れやすい訳ではない筈.
この辺りはアンティーク家具屋が多いし,一般家庭で拝見する家具や家電は大抵無駄に見えるほどでかくて重厚である.カネさえ払えば丈夫で良い物が手に入る筈なのだ.
ウチの場合,あくまで「安かろう悪かろう」と「安物買いの銭失い」と考えられる.たぶん.
続き:掃除機とグリルの故障
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