How do you like Tennessee?(テネシーどうでしょう) ---アメリカはテネシー州での海外長期出張生活体験ブログです.家族(ダンナ&幼児)と猫一匹を連れての渡米,VISA取得,猫の検疫等の渡航準備から現地での生活,医療,子供の生活等々,これまでの体験を綴っています.項目別になっていますので,上のタグで選択して下さい.また本文中の写真・イメージはクリックすると拡大します.尚,あくまで体験談ですので,間違いの場合はご容赦の程を.ご指摘いただければ幸いです.
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動物注意!

我々の住むアパートと研究所があるこの村,村面積の殆どが(米国)エネルギー省(DOE)の所有.ざっと2/3以上だろうか.もっとありそう.と言っても殆ど山である.
私の通う研究所は山間に建設されており,メイン・ストリートをはさんで両側が山,まさに秘密研究所である.

なので研究所には動物がいっぱい.写真一枚目のGroundhog(Woodchuck)も建物のそばに穴を掘って定住している(らしい)し,七面鳥やガチョウ(写真2枚目;これはガチョウ?)も普通に歩いている.時々カルガモ親子の様に道路を横断し,車が列をなして通過を待つというほほえましい光景も見られる.
ちなみに写真の様に首に白っぽいカラーを巻いた鳥が居るが,聞く所によるとこれは放射能モニターだそうな.

もちろんそこへ向かう道路も大自然というか山の中.当然動物も出没.路上には「鹿注意!」の看板も立っている.そして大抵の道路は最高速度が45 mph (72 km/h)と速い.
そのためラボに向かう道路上では,しばしば動物の轢死体を見かける.リスやスカンク,ウッドチャック,でかいものでは鹿,等々.

特にスカンクは強烈で,轢いてしまうと臭いで目が開けられなくなる程だそうな.轢かれた後通ってもかなり臭く,前方に轢死体を見つけた時は皆明らかに大げさに避けて通る.気付かずに通ってしまった場合,真冬だろうが窓全開.

また,日暮れの早いこの時期,一番気をつけなければいけないのは鹿.こいつだけは当るとこっちもタダでは済まないそうで,このところの帰り道は暗闇に光るつぶらな瞳に注意しつつ走らねばならない.実際夏時間が終わってから,路肩で横断を試みるそぶりの鹿を良く見かける様になった.夜行性なので夜明け前も見かける.
朝の早いテクニシャンなど,時々所内の道路でもクラッシュするそうで,私が居る間も1か2度,鹿衝突による交通規制の館内アナウンスがあった.

幸いウチは今まで動物を撥ねたことは無かったのだが,遂に先日やってしまった.
朝の通勤時,山道でガンっと握り拳大の黒い物体がフロントガラスにぶつかった.と思ったら,そのまま後ろへ飛んでいった.振り返ると,黒っぽい物体が路肩に落っこちている.どうも鳥だったらしい.当った時は雀サイズかと思ったが,落ちているのを見る限りは雀よりは大きい感じ.
さいわい車は損傷無かったが,初めての鳥との正面衝突にちょっとドキドキであった.

しかも偶然その日,たまたま所内の野良?七面鳥の話が出て,「車で轢いちゃった七面鳥は持って帰って食べちゃっても良いのか?」と誰かが聞いた.少なくとも所外は良いらしい.
ちなみに所内でターキーを轢いたと言う話は聞かない.どうもターキーは賢いんじゃないか,と言うのが皆の結論であった.

そもそも,人口より「動物口」のが高そうな村,研究所に限らず,村中で動物は出没する.リスは言わずもがな,以前にも書いたがアパートにも鹿だって出るしスカンクだって蛍だって出る.それどころか,ウチのアパートの建物の下にスカンクが住んでいるらしい.穴に入っていくのを夫が目撃している.彼らも時々危機一髪になるらしく,アパートの外で激しい攻防を繰り広げている様子.
そんな時は,ベランダに出るとスカンク臭で慌てて部屋に戻ることも.

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