歯医者さん | 作成日時: Sep 06, 2005, 09:37 PM |
歯科治療に関するご近所さん体験談の続編.
以前治療した虫歯が再発して一般歯科を受診したところ,根っこにも炎症が広がっているというので,今度は隣町の根管治療専門の歯医者を紹介されたそうな.じゃあ一般歯科って何やってるの?と言いたくなるのだが.
そこで知人が根管歯科に電話したところ,歯一本で約$400,更にクラウンで約$700掛かる上,もう保険補償額が残り少ないと言われたとのこと.翌年度(Fiscal year, FY)の契約更新まで,補償額を超えた治療は全額自費で出さねばならないらしい.
知人が偉いのはその後.歯医者と交渉し,クラウンを翌年まで待って貰うことにしたそうな.とりあえず痛い歯の神経を抜いて貰い,仮封だけして貰って,そのまま年明けまで放置.見せて貰ったら,ホントに穴を埋めてあるだけ.それって大丈夫なのか? |
更に後日,全額カバーされると言われた筈の一般歯科から請求書が来たそうな.明細を見ると,1割程度しか保険から出ておらず,大半を自分で払え,という内容だったそう.
彼は保険に職場で入っているのだが,どうやらカバーされる治療の範囲や金額に色々制限があるらしい.ERの時もそうだったが,こちらの病院の会計は一ヶ月後くらいに請求が来ることが多い.しかも治療費は馬鹿高く,あらかじめ値段を聞いておかないと,後でびっくり!なのだ. |
「サービスは有料」の国アメリカ,医者の側にして見れば,折角お金と時間と労力を掛けて医療技術を身につけたのだから,それなりの報酬を貰って当然,という感覚も理解出来なくはない.だが,ERの馬鹿高い医療費と良い,な〜んか弱い者につけ込んでるみたい.弱肉強食,貧乏人は病気にもなれないのである.確かに歯がない人って結構多いのだ. |
追記:
ちなみにこのお人,その他の歯にも数百ドル支出.さらにはもう一本神経を抜かねばならぬと言われたそうな.たまたま一時帰国の予定だったので,日本で直してくることを決心.ネットで歯医者を捜し,アメリカから予約を取ったそうな.ホントネットって便利.
全額自費でも,本数によっては飛行機代を払って日本で治した方が安い. |
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